第5回保育防災カンファレンスのご紹介
2024年11月5日から4日間にわたり、日本全国の保育関係者がオンラインで集った「第5回保育防災カンファレンス」。このイベントは一般社団法人日本保育防災協会によって開催され、特に能登半島で最近起きた地震や豪雨による被害を受けた保育施設の現状を厳粛に伝えることを目的としています。
能登半島の現況
今年の初頭に能登半島を襲った地震に続き、9月には大規模な豪雨が発生しました。被災地の保育施設においては、復興に向けた道のりが厳しいことが報告されています。そこで、協会は能登へ取材に赴き、自らの目で現状を見つめ、リアルな情報を共有することが重要であると認識しました。
会議の内容
カンファレンスでは、石川県少子化対策監室からビデオメッセージをいただき、参加者に対する応援メッセージも届けられました。また、特別プログラムとして取り入れられたインタビュー動画は、実際に被災地で運営されている保育機関の声を直接聞くことができ、大変貴重な経験となりました。
インタビューに参加したのは、以下の保育施設の園長たちです。
1.
和光幼稚園 藤山園長
災害前の準備や復旧のための具体的な取り組みを語りました。
2.
認定こども園ひまわり 都園長
ライフラインの重要性と復興の過程についてお話しされました。
3.
平和こども園 日吉園長
地震発生直後の状況や地域貢献の想いを明かしました。
これらのインタビューを通じて、参加者は具体的な防災対策や心構えについて学びました。
参加者の反応
カンファレンスが終わった後のアンケートによると、参加者の約97%が「防災意識が向上した」と回答しています。この結果は、今回のカンファレンスが保育現場の防災意識を強化するうえで重要な役割を果たしたことを示しています。
アーカイブ配信のご案内
カンファレンスに参加できなかった方や、内容を再確認したい方には、アーカイブ配信を通じて特別プログラムや重要なセッションを無料で視聴する機会があります。視聴期間は2024年12月27日(金)までです。興味のある方は、以下のリンクからアクセスしてください。
アーカイブ配信を視聴する(無料)。
情報提供
この素晴らしい取り組みは、一般社団法人日本保育防災協会が主催しており、教育機関や地域社会の防災意識を高める活動を行っています。
お問い合わせ
一般社団法人日本保育防災協会
担当:加藤
メール:
[email protected]
電話番号:03-6272-5040
まとめ
防災は、単なる準備に留まらず、命を守るための重要な活動です。このカンファレンスを通じて、保育者が一丸となって未来を見据えた取り組みを行うことを願っています。