三木市教育委員会が選んだ「MylogStar Cloud」
兵庫県三木市の教育委員会が導入したクラウド型PC操作ログ管理サービス「MylogStar Cloud」は、運用の手間を大幅に軽減しながら、セキュリティ対策を強化する手段として注目を集めています。情報漏洩対策は、現代社会において重要性を増しており、三木市はこのニーズに応えるため、ラネクシー社が提供する本サービスを選びました。
導入の背景
三木市教育委員会は、校務用PC約550台の更新を2024年秋に控えており、これを機にIT資産管理の見直しを図ることにしました。しかし、既存の管理ツールでは、教育機関向けの「Microsoft 365 Education A5」と重複した機能が多いため、使い勝手に疑問が残っていました。そうした中で選ばれたのが「MylogStar Cloud」です。
このサービスは、導入が簡単で管理サーバーや事前の設定なしに使える点が評価されました。また、クラウド上で安全に運用でき、ログの確認も容易であることが大きなポイントとなりました。
MylogStar Cloudの特長
「MylogStar Cloud」は、PC操作ログを管理するための専用ソフトウェアです。PCのログオン・ログオフといった基本的な操作から、アプリケーション操作やファイルの印刷、アクティブウィンドウの監視まで、幅広いログを詳細に記録します。特に、OSのカーネルレベルでの記録が可能なため、他のロギングツールでは捕捉できない情報を取得することができます。
また、トレース機能を活用すれば、トラブル発生時に過去の記録を遡って調査することも可能です。特定のファイルの更新履歴や、USBメモリへの持ち出し情報も追跡できるため、企業のセキュリティ対策にも役立ちます。シンクライアントにも対応しており、物理的なPC環境とシンクライアント環境を一元管理できる点も魅力です。
ラネクシーの使命
ラネクシーは、情報化社会におけるリスクマネジメントの重要性を強く認識し、独自のソフトウェア開発を行っています。さまざまな業種に対応したICTソリューションを提供することで、顧客の多様なニーズに応えています。同社は今後も、セキュリティ関連ビジネスに注力し、「MylogStar」を中心に新たな価値を提供していくことでしょう。
まとめ
三木市教育委員会の「MylogStar Cloud」導入は、IT資産管理の効率化だけでなく、セキュリティの強化という重要な目的をも兼ね備えています。今後、この取り組みが他の教育機関に広がることで、さらなるセキュリティの強化が期待されます。三木市の事例は、他の市町や学校にとっても大いに参考になるでしょう。
詳細な導入事例や情報は、公式サイトを確認してみてください。
MylogStar製品サイト
ラネクシーウェブサイト