みずほフィナンシャルグループにおける「テックタッチ」の導入
このたび、みずほフィナンシャルグループは、グループ内約5万人の従業員が利用する人事システムおよび学習管理システム(LMS)にデジタルアダプションプラットフォーム「テックタッチ」を採用することを発表しました。これにより、企業の業務効率が一層向上することが期待されています。
導入の経緯と背景
みずほFGは、人的資本経営の強化を目的として、グループ5社共通の人事制度に新たな枠組みを設け、これを「かなで」として公表しました。この制度を支える共通基盤として、強力な国際的プラットフォームである「SAP SuccessFactors」(人事システム)と「Cornerstone Learning Management」(LMS)を導入し、その利便性を高めるための有効な手段を模索した結果、「テックタッチ」の導入が決定されたのです。
「テックタッチ」は、ノーコードでデジタルガイドを実装できるため、従業員がスムーズに操作できる環境を提供し、システムの利用時間を短縮させることが可能です。
「テックタッチ」が選ばれた理由
「テックタッチ」は、ユーザビリティの向上に向けて簡単にカスタマイズ可能で、これまでの多くの大手企業への導入実績もあるため、安心して使用できるソリューションとして評価されています。これにより、社員が直面するさまざまな業務上の課題を解決する手助けが期待されます。特に、社員からの問い合わせや誤入力の防止に寄与することが見込まれており、業務生産性の向上にもつながるでしょう。
具体的な導入効果
みずほFGでは「テックタッチ」の導入により、従業員が躓きやすいポイントに対してコメント機能を活用したり、画面上にサポートガイドを表示することで、より正確に申請ができるように配慮しています。この結果、マニュアルを参照する必要がなくなり、スムーズな業務運営が実現されています。また、緊急の通知や注意喚起をシステム上で迅速に行える点も大いに評価されています。
未来への展望
今後も、「テックタッチ」を活用することで、新たなSaaSの導入ニーズに対応し、より多くの企業にとって価値のあるサービスの提供を目指しています。人事業務部のヴァイスプレジデントである佐藤美樹氏は、「テックタッチの活用によって、社員の入力精度を向上させ、業務の効率化を進めていく」と述べています。
みずほフィナンシャルグループとは
みずほフィナンシャルグループは、群を抜く多彩な金融サービスを展開するグローバルな金融企業です。銀行、信託、証券、アセットマネジメント、シンクタンクなど、広範囲なビジネスを通じて顧客ニーズに迅速に応え、最適なソリューションを提供しています。
テックタッチ株式会社の概要
テックタッチ株式会社は、デジタルアダプションプラットフォーム「テックタッチ」を提供し、国内で最も多くのシェアを誇ります。600万人以上のユーザーに使用され、大手企業や官公庁など幅広い分野に導入されています。今後も、AI技術を取り入れた新しいソリューションの開発に力を入れ、業界全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援していく所存です。