ベルシステム24がコーポレートスローガンの社内浸透活動を加速する取り組み
株式会社揚羽(代表取締役社長:湊 剛宏)は、株式会社ベルシステム24ホールディングス(以下、ベルシステム24)のコーポレートボイスの社内浸透活動を支援しています。本記事では、その取り組み内容や背景を詳しくご紹介します。
プロジェクトの背景
ベルシステム24は2020年に新たなビジネスモデルの構築を目指し、音声データの活用を通じたDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進や、外部テック企業との提携を進める「中期経営計画2022」を発表。これに伴い、コーポレートロゴや名刺などのビジュアルアイデンティティを見直したほか、インナーブランディングの一環として「その声に、どうこたえるか。」という新たなコーポレートボイスを制定しました。2023年には、これらの施策をさらに強化するため、ブランド戦略室を設立し、内外に向けた発信を始めています。
この過程で、コーポレートボイスの社内浸透を促進するため、「インナーブランディング教材」を提供し、プロジェクトへの支援が始まりました。
マネージャー層への浸透施策
同社のブランド戦略室は、40,000名近い社員のうち、まずはグループマネージャーを対象にコーポレートボイスの理解を深める施策を展開しました。
具体的には、グループマネージャーに向けたワークショップを企画し、そこでコーポレートボイスを言語化するプロセスをサポートしました。その際、揚羽のブランドコンサルティング部長である黒田がインナーブランディングのプロセスについての講義映像を提案。講義では、第三者視点でのコーポレートボイスの解説を交えながら、企業理念の重要性を強調しました。
ワークショップの成果
ワークショップ後、多くのグループマネージャーからは「当社の事をよく理解してくれている」との声が上がり、安心感や納得感を持った結果が得られました。参加者は現場でのハードルやグループマネージャー自身の想いを整理し、「映像で学ぶ → 浸透施策一覧を活かす → 施策を作る」という流れを共有しました。実際、参加者の約90%が「組織の言葉を作る重要性」を認識しているとのアンケート結果が相次ぎ、今後の浸透活動にも非常にポジティブな反応が寄せられています。
また、このワークショップは他のグループマネージャー同士が互いに良いアイデアを吸収し合う貴重な機会ともなりました。自組織の価値を言語化するプロセスが、各事業部の価値を深めることにも寄与することを実感される場となりました。
まとめ
ベルシステム24の社内浸透活動は、コーポレートボイスを通じて組織の言葉を形成し、ひいてはビジネス全体の価値向上に繋がるプロセスであることが明らかになりました。今後も引き続き、ブランド戦略室との連携によって、さらなる施策が展開されていくことでしょう。
詳細なプロセスや全施策については、
こちらでご覧いただけます。