最新のWindows OS印刷プラットフォームに対応したブラザープリンター専用アプリ登場

ブラザーが新たに発表した印刷サポートアプリ

名古屋市に本社を構えるブラザー工業株式会社が、国内販売子会社であるブラザー販売株式会社を通じて、Microsoftの最新印刷プラットフォームに対応した「Brother Print Support App」をMicrosoft Storeでリリースしました。このアプリは、Windows OSユーザーにとって大変便利な印刷機能を提供するものです。

アプリの概要

「Brother Print Support App」は、Windowsの最新印刷プラットフォームに搭載された機能を拡張することを目的としています。これにより、ブラザー製のドライバーに近い印刷機能を利用でき、ユーザーにとってより快適な印刷体験が実現されます。

Windows標準プリンタードライバーの限界

通常、Windows OSには標準プリンタードライバーが付属しており、これを使えばプリンターメーカーのドライバーをインストールしなくても印刷ができます。しかし、この標準ドライバーにはいくつかの制限があります。たとえば、用紙サイズの指定や両面印刷、さらには2in1や4in1の設定ができないため、メーカー独自のドライバーを使用しないと、印刷機能が制限されてしまうのです。

このような状況を解決するために、ブラザーでは「Brother Print Support App」を開発し、ユーザーが必要とする高度な印刷機能を提供しています。このアプリを利用することで、印刷設定を一層充実させることが可能となります。

対応機種

「Brother Print Support App」は、特定の印刷機種に対応しています。具体的には、レーザープリンターや複合機のJUSTIOシリーズ、および2025年に発売予定のA4インクジェットプリンター・複合機のPRIVIOシリーズが含まれます。その他のプリンター製品についても、今後順次対応を進める予定だとのことです。