「AutoEViS」受賞
2024-10-16 23:28:54

全自動細胞外小胞回収装置「AutoEViS」が2024年度グッドデザイン賞を受賞

画期的な技術「AutoEViS」の受賞



2024年度のグッドデザイン賞を受賞したのは、H.U.グループ中央研究所が手がけた全自動細胞外小胞回収装置「AutoEViS」だ。この装置は、細胞外小胞(Extracellular Vesicles: EVs)の回収と分析を高精度で行うために開発されたもので、医療研究の未来を切り開く存在として注目されている。

背景と技術



H.U.グループ中央研究所は、細胞外小胞の研究を進める中で、従来の手作業による回収の難しさに直面していた。研究者が長時間手作業で行っていたこのプロセスを自動化するために、同研究所は独自の技術プラットフォーム「EViSTEP」を開発し、これを基にしたのが「AutoEViS」である。全自動でEVsを高精度に回収できる本装置は、研究者たちの負担を軽減し、正確性を向上させることが期待されている。

受賞理由



「AutoEViS」の受賞の決め手は、そのデザインと機能性にある。コンパクトなサイズ、さらには研究者の安全性を考慮した設計が評価された。前面の傾斜角は作業者の視野を確保し、操作パネルの視認性を高めている。これにより、機器の圧迫感を軽減しつつ、貴重な検体を安心して扱える環境を提供する。さらに、感染リスクへの配慮がなされている点も大きな評価を得た。

医療技術への貢献



細胞外小胞の研究はがんの早期診断や治療など、様々な医療分野において非常に高い期待が寄せられている。しかし、従来の手法では研究者の負担が大きく、効率性が課題となっていた。AutoEViSは、この工程を全自動化することで研究のスピードと正確さを飛躍的に向上させる可能性を秘めている。

まとめ



H.U.グループ中央研究所が設計・開発した「AutoEViS」は、医療研究の新たな時代を切り開くための重要な道具である。2024年度のグッドデザイン賞受賞を機に、さらなる技術革新と医療への貢献が期待される。また、今後のEVs研究の発展にも寄与することが期待されており、学術界や業界からの注目が集まっている。

詳細な製品情報は以下のリンクから確認できる。



画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
H.U.グループホールディングス株式会社
住所
東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR
電話番号
03-6279-0884

トピックス(科学)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。