未来を切り拓く力を身に着ける
川崎市にて、タクトピア株式会社が主催する「かわさきジュニアベンチャースクール」が第7年度となる2025年度に向けて開催されます。これは、次世代の産業を担う子どもたちにアントレプレナーシップ教育を提供するプログラムです。川崎市は、起業家精神や新しい挑戦に向き合う力を育てることを目的としており、今年も多くの子どもたちが集まることが期待されています。
ジュニアベンチャースクール2025の特徴
本プログラムでは、全8回の実践講座を通じて、子どもたちは実際に起業を模した体験をすることができます。AIやディープラーニングなど、急速に進化するテクノロジーの中で、参加者は未来を切り拓く力を身に着けます。彼らは、実際の起業家や仲間たちと共にアイデアを試作し、普段は味わえない新しい経験に挑戦します。
地域企業との連携
川崎市の魅力は、製造業だけでなく、研究開発が盛んな地域であることです。この地域では、ベンチャー企業とも協力し、次世代の人材育成を目指しています。ジュニアベンチャースクールでは、地域の企業や研究機関と連携を深め、子どもたちに学びの場を提供します。特に起業家講演と体験講座では、実際に川崎市内で活躍する起業家の話を聞く機会が設けられています。
実践講座の詳細
日程と対象
- - 日程: 令和7年7月23日(水)、24日(木)、25日(金)など、全8回
- - 対象: 川崎市内に住む、または在学している小学校5年生から中学3年生
- - 定員: 30名(応募多数の場合は抽選)
- - 場所: かわさき新産業創造センターAIRBIC
体験講座
体験講座も用意されており、川崎の企業と共にプログラミングやモーターづくりといった実践的な経験が得られます。具体的には、ニデック株式会社とのコラボレーションによって、プログラミング体験やクリップモーターづくりのワークショップが行われます。
地域のモチベーション
川崎市の担当者も、「新川崎・創造のもり」や起業家支援拠点「Kawasaki-NEDO Innovation Center」を通じて、次世代の起業家育成に力を入れているとコメントしています。タクトピア株式会社が橋渡しの役割を果たし、子どもたちが未来を見据える力をつけられるよう、取り組んでいます。
終わりに
タクトピアの代表である長井悠氏は、「このプログラムが地域に根ざし、多くのプレイヤーの協力を得て、より豊かな学びの環境を提供できることを願っています」と述べています。川崎市の未来を担う子どもたちが、自信を持って未来を創造し、さまざまな分野で活躍する日が来ることを期待したいものです。
タクトピア株式会社は、「グローカルリーダーの発射台」というミッションのもと、多様な経験を通じて次世代のリーダーを育成しています。今後も新しい学びを提供し続けることで、未来の可能性をさらに広げていくことを目指しています。