ロボット週に注目!
2024-09-10 15:21:53

2024年9月に東京で行われるJapan Robot Weekに注目!

Japan Robot Week 2024に向けて出展する中沢実研究室



2024年9月18日(水)から20日(金)にかけて、東京ビッグサイトにて「Japan Robot Week 2024」が開催されます。本イベントには金沢工業大学情報工学科の中沢実研究室が出展し、先進的な技術やプロジェクトを紹介する予定です。中沢教授のもと、学生たちは遠距離恋愛支援システムから災害時に活躍するAR基盤技術、そして交通量調査の自動化など、バラエティに富んだテーマを掘り下げています。

展示予定とその概略


遠距離恋愛支援システム


このシステムは、相手の心拍数や体温、ハグ動作を再現することができる人型抱き枕を用いています。ウエアラブルデバイスで心拍数を捕捉し、サーマルカメラで体温を測定、これらのデータはクラウドを通じてリアルタイムに送信されます。受信側の端末には特別なアプリが組み込まれており、相手の情報を反映することで、遠くにいる恋人との温もりを感じる体験を可能にします。
このユニークなロボットは、今年11月の「国際ロボット博」でも注目を浴びました。

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Location-based AR基盤の構築


日常的に利用されるAR技術は、災害時や電波の届かない地域でも稼働可能な新技術が提案されています。この技術は、特定の位置にアサインされたARオブジェクトを、スマートフォンが即座に受信する仕組みです。特に、RaspberryPi4を使った中間サーバーが、特定の場所で稼働することで、インターネットやGPSが無い状況でも情報を届けます。

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自己位置推定ロボット「i2labot」


自律走行機能を持つ「i2labot」は、その高精度の位置測定を可能にする新型の技術を基盤に開発されています。Ultra Wide Band技術を利用することで、複雑な環境でも高精度の走行が実現。多様な状況下での運転に柔軟に対応できるため、商業用の掃除ロボットなどにも導入されることが期待されます。

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交差点における交通量調査の自動化


交通量調査の効率化を図るために、中沢実研究室は新しいビジョン技術を開発しています。伝統的な交通量調査が自動化されていない中で、複数のカメラを用いた視点からのデータ補完により、高精度の交通量データ収集を可能にしました。

人流計測システム


近年の要求に応え、動きのある人々を計測するためのシステムも大きな注目を集めています。人流のデータはさまざまな用途に役立ち、研究にも利用されています。

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まとめ


Japan Robot Week 2024は、テクノロジーが人々の日常にどのように貢献できるのかを体感できる貴重な機会です。金沢工業大学の中沢実研究室が展開する最新の研究やシステムに、ぜひご注目ください。


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