CloudbrinkのFWaaS登場
2023-12-06 14:18:08

Cloudbrink、ハイブリッドワーク環境向けFWaaS提供開始!リモートワークセキュリティを革新

Cloudbrink、ハイブリッドワーク環境のセキュリティゲームチェンジャーとなるFWaaSを発表



急成長するハイブリッドワークスタイルにおいて、企業はリモート従業員のセキュリティ確保に頭を悩ませています。従来のファイアウォールは、データセンターを主なターゲットとして設計されており、分散型の現代のワークスタイルには対応しきれません。この課題に対し、Cloudbrink社は画期的なソリューションを提供しました。それが、業界初のハイブリッドワークプレイス向けファイアウォール・アズ・ア・サービス(FWaaS)です。

エッジセキュリティでリモートワークを安全に、そして高速に



CloudbrinkのFWaaSは、ファイアウォールをデータセンターからユーザーのデバイス、つまりエッジへと移動させることで、リモートユーザーのセキュリティとパフォーマンスを同時に向上させます。これにより、従来のファイアウォールが抱えていた、リモート環境での遅延やセキュリティリスクを大幅に軽減します。

具体的には、FWaaSはエンドポイントデバイスをきめ細かく制御することで包括的な保護を実現します。静的なアクセス制御ルールに加え、近々リリースされる動的なプロパティ機能では、デバイスのセキュリティ状況(ウイルススキャン実行状況など)に基づいた制御も可能になります。さらに、将来的なアップデートでは、ユーザー行動の異常検知やアプリケーションパフォーマンス調整を支援するレポート機能も追加される予定です。

強固なゼロトラストセキュリティとIPsec対応



Cloudbrinkのソリューションは、すでにゼロトラストアクセスとムービングターゲットディフェンスの原則を実装しています。ローテーション型mTLS(相互トランスポートレイヤーセキュリティ)1.3を採用し、ユーザー証明書を数分ごとに自動更新することで、セキュリティリスクを最小限に抑えています。

また、データセンターアプリケーションへのアクセスには、Cloudbrink Connectorに加え、IPsec接続もサポート。既存のネットワークインフラとのシームレスな統合を可能にし、スムーズな移行を支援します。

CEO Prakash Mana氏のコメント



Cloudbrink CEOのPrakash Mana氏は、次のように述べています。「ファイアウォールは、データが消費され、管理される場所、つまりユーザーと共に保護する必要があります。既存のファイアウォールは、大規模なリモート労働環境を想定して設計されていません。当社のFWaaSは、リモートユーザーのセキュリティを強化し、既存のファイアウォールはDDoS攻撃対策など本来の役割に集中できるようになります。」

まとめ:未来のワークスタイルに対応するセキュリティソリューション



CloudbrinkのFWaaSは、ハイブリッドワーク環境におけるセキュリティとパフォーマンスの課題を解決する画期的なソリューションです。リモートワークの拡大が続く中、企業はCloudbrinkのFWaaSによって、安全で効率的なワークスタイルを実現できるでしょう。2023年12月よりサービスが提供開始されています。詳細については、Cloudbrinkのウェブサイトをご覧ください。

会社情報

会社名
Cloudbrink, Inc.
住所
530 Lakeside Dr Suite 190, Sunnyvale, CA 94085 USA
電話番号

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