日光市、チョコレートで新たな魅力を発信
栃木県の日光市が進める「NEW DAY, NEW LIGHT. 日光」というブランディングプロジェクトの一環として、期間限定で巨大チョコレートオブジェが東武日光駅に登場します。このプロジェクト「CHOCOTTO NIKKO(ちょこっと日光)」は、日光の持つ和魂洋才の魅力をチョコレートを通じて発信し、市内経済や観光の活性化を目指しています。
チョコレートの旬に合わせたプロモーション
このプロジェクトは、主に2月から3月の時期に「チョコレートの旬」を意識して、様々なプロモーションを展開します。具体的には、
1.
巨大チョコレートオブジェの設置:東武日光駅の改札口前に設置されるこのオブジェは、約180cm×80cmの大きさで、一部は持ち帰り可能というユニークな仕様です。これは観光客が自分の写真を撮ることができるよう工夫されています。
2.
特急列車での音声ナレーション:今回のプロモーションの一部として、東武鉄道の特急列車では「CHOCOTTO NIKKO」の魅力を伝える特別音声ナレーションが放送されます。これは日光市の初の試みであり、より多くの観光客にアプローチすることを目的としています。
3.
チョコメニューコンテストの開催:日光市内で行われる「にっこり日光チョコメニューコンテスト」では、創造的なチョコレートメニューを募集し、優秀作品を発表する場を設けます。このイベントには一般観覧も可能で、地元の参加者との交流も期待されます。
4.
トークライブの開催:特別ゲストとして、「日本で唯一のチョコレートジャーナリスト」市川歩美さんを迎え、チョコレートをテーマにしたトークライブも実施されます。参加者には、チョコレートのプレゼントもあります。
5.
卒業生へのチョコレート缶の配布:日光市内の中学校卒業生にオリジナルデザインのチョコレート菓子詰め合わせが配布される予定です。これは新たな旅立ちを祝う意味を込めた取り組みです。
和と洋の融合が生み出す魅力
日光は、和と洋の文化が融合した特異な地域であり、中禅寺湖畔には明治から昭和初期に多くの外国人が訪れました。チョコレートはその時代の贅沢なスイーツの象徴として、日光の夏の風物詩となったのです。また、日光市は、古くからの文化遺産だけでなく、新しい魅力を見出し発信していくことを目指しています。今回のプロジェクトもその一環で、チョコレートを通じて日光を再発見するきっかけになればと考えています。
まとめ
「CHOCOTTO NIKKO」は日光市が持つ多様な魅力を引き出し、観光客や地元住民に新たな楽しみを提供する取り組みです。このプロジェクトを通じて、多くの人々が日光の魅力に触れ、訪れてみたくなることを期待しています。今後の展開にぜひご注目ください!