AIコードレビューの現状
2026-04-21 09:35:18

AI生成コードのレビュー負担が増加中、ITエンジニアの86%が実感

AI生成コードのレビュー負担が増加中



最近、株式会社キッカケクリエイションが行った調査によれば、ITエンジニアの86.3%が、AI生成コードの普及によってレビュアーとしての負担が増えていると実感しています。この調査は、322名のエンジニアを対象に行われ、AIによるコード生成がもたらす影響を分析しました。

調査結果の概要


調査の結果、初めにAI生成コードのレビュー経験について尋ねたところ、80.4%のエンジニアが直近6か月の間に複数回のレビューを行っていると回答しました。これは、IT業界においてAIの活用が進んでいることを示しています。また、78.6%のエンジニアがAI生成コード起因のバグや障害修正の経験があることも確認されました。

レビュアー負担の増加


エンジニアの約9割が「レビュアー負担が増えた」と感じ、週に平均3時間以上の追加作業が必要と回答。これは、AI技術は速度を向上させたものの、問題を抱えたコードも生成するため、レビューの手間が増えていることを示しています。特に「提出者本人がコードの意図を説明できない」という問題が49.5%で最多となり、
「動作するものの理解が難しいコード」が33.6%、エッジケースでの誤作動が31.8%と続きます。

コード品質への懸念


コードの品質維持について、多くのエンジニアが懸念を示し、約76.4%がAI生成コードが増えることで全体の品質が低下することを危惧しています。また、明文化されたルールを持たない組織が多く、43.5%は暗黙のルールに依存していることから、今後のルール整備の重要性が浮き彫りとなりました。

今後求められるスキル


AI時代において、レビュアーには新たなスキルが求められるとの声もあり、中でも「品質基準を言語化して指示する能力」が52.2%でトップに挙げられ、次いで「AIが生成したコードの意図を読み解く力」が41.6%と続きました。これにより、エンジニアとしての本質的な技術力がさらに重要になることが示されています。

まとめ


調査結果から、AI生成コードの普及はITエンジニアに新たな負担をもたらし、業務の効率化には改善が必要であることが明らかになりました。今後、組織全体におけるルール整備や、エンジニア自身のスキル向上が求められるでしょう。これは、ただ単にAIを使うのではなく、AIと共にある時代において、エンジニアの役割が変化することを意味しています。

この調査は「KIKKAKE ITREND」が実施したもので、ITエンジニアのクオリティ・オブ・ライフの向上を目指しています。


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会社情報

会社名
株式会社キッカケクリエイション
住所
東京都渋谷区桜丘町22番14号N.E.Sビル N棟3階
電話番号

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