自治体の観光誘致を支える新サービス「ストーリーでまちあげ」の全貌
株式会社ライブドアが株式会社マイクロアドと提携し、自治体向けの観光客誘致プロモーション支援サービス「ストーリーでまちあげ」を開始した。これにより、地方自治体が効率的に観光資源をアピールする手助けを行うことが可能となった。具体的に「ストーリーでまちあげ」はどのようなサービス内容なのか、詳しく見ていこう。
「ストーリーでまちあげ」とは
「ストーリーでまちあげ」は、地方自治体の観光資源を生かし、観光客を誘致するためのプロモーション支援サービスである。このサービスは、マイクロアドが提供する「まちあげ」と、ライブドアのブログサービス「ライブドアブログ」の公式ブロガーが制作する観光タイアップ記事、そしてニュースメディア「ライブドアニュース」の公式X(旧Twitter)アカウントとの連携により、効果的なプロモーションを実現している。
具体的には、自治体の観光資源を元にしたタイアップ記事をライブドアブログの公式ブロガーが制作し、それをフォロワー数195万人以上の「ライブドアニュース」の公式Xアカウントで発信することにより、記事の拡散がなされる。このように多角的なアプローチで地方の魅力を広める。
さらに、「まちあげ」ではXに投稿された観光タイアップ記事を広告クリエイティブにし、関連する興味を持つユーザーに広告を配信。これにより、ターゲット層に対するアピールを強化する。
効果的なプロモーションと測定を実現
「ストーリーでまちあげ」は、プロモーション活動の効果測定も行う。タイアップ記事に接触したユーザーの動向を分析し、位置情報データを用いた来訪者数の計測ができる。このようなデータを基にプロモーションの費用対効果を可視化することで、今後の施策に役立てることが可能である。
加えて、本サービスは地域のふるさと納税プロモーションにも対応しており、地域の振興や地元への還元を目指せる点でも注目されている。
マイクロアドの「まちあげ」サービス
「ストーリーでまちあげ」の根幹をなす「まちあげ」は、UNIVERSEが保有するWeb上の行動履歴や位置情報データを活用して、より適切なターゲット層にアプローチするサービスである。地方自治体が実施した観光誘致プロモーションの成果を最大化するための広告配信を行い、さらに訪問者数や消費金額に関する詳細なデータを提供する。これにより各地域の観光資源の魅力を再発見し、プロモーションに活かすことが可能だ。
リソースと拡散力を活用
ライブドアの公式ブロガーのコンテンツ力や、ライブドアニュースの強力な拡散力を通じて、自治体の素晴らしい観光資源や魅力を広く届けることができる。各地域の特性に合わせたオーダーメイドのプロモーションを行い、観光客を呼び込むための新しい形がここに誕生した。
「ストーリーでまちあげ」によって、多くの自治体が観光誘致の新たな手法を導入し、地域経済の発展へとつなげられることが期待されている。今後の展開に目が離せない。
公式ウェブサイト
このように、株式会社ライブドアと株式会社マイクロアドの共同開発による新サービス「ストーリーでまちあげ」は、自治体が持つ観光資源の発信力を引き上げ、地方の魅力を全国に広める力を秘めている。ぜひ、地域振興の一助として活用したいものである。