新しい機能で年末調整が一層スムーズに
jinjer株式会社が提供するクラウド型人事労務システム「ジンジャー給与」が、年末調整に向けた新たな機能を追加しました。この新機能は、企業型確定拠出年金の一つである「マッチング拠出」の控除を自動で集計するもので、給与計算業務を大きく効率化します。
マッチング拠出制度とは?
マッチング拠出制度は、企業と従業員がそれぞれ掛金を出し合い、従業員の負担分が年末調整の際に全額所得控除を受けられる仕組みです。この制度により、従業員は自分の財産形成を企業と共に築いていくことができます。これまで、計算業務が煩雑で手間がかかるという課題を抱えていた多くの企業にとって、今回の機能実装は待望のものとなるでしょう。
新機能の具体的な利点
今回追加された機能では、給与計算時に従業員から控除したマッチング拠出額が自動で年末調整へ連携されます。例えば、月に20,000円、年間では240,000円を控除している場合、その金額が年末調整時の「個人型・企業型年金掛金」として自動的に集計されます。このような自動集計により、年末調整にかかる計算業務が簡略化され、処理スピードが向上します。
「ジンジャー給与」とは
給与計算をスムーズに行うための「ジンジャー給与」は、ミスを防ぎ、効率的な作業を実現します。自動計算に加えて、社員の人事データや勤怠情報との自動連携も可能で、情報の確認作業にかかる手間を大幅に削減します。企業の負担を軽減し、業務の質を向上させるための強力なツールです。
クラウド型人事労務システム「ジンジャー」
「ジンジャー」は、人事労務、勤怠管理、給与計算など、様々な機能を統合し、一元管理することができるクラウド型システムです。このシステムは、データベースを統一しているため、勤怠集計から給与計算まで一つの流れで作業が行え、企業における業務の効率化を図ることが可能です。また、役割変更に応じた各システムへの権限変更も自動で行うことができ、面倒な手続きが軽減されます。
企業の方針と今後の展望
jinjerは、今後も企業の人事業務をサポートするためにさまざまな機能追加を検討しています。特に、働き方改革や多様な雇用形態に対応した柔軟なシステム開発に力を入れており、企業と従業員の双方にとって利便性の高い環境を整えることを目指しています。
人事業務の効率化が進む中、今後の「ジンジャー」から目が離せません。