概要
株式会社澤村商店は、さいたま市が主催するオープンイノベーション事業『BIZ SAITAMA』で新たな技術ニーズを発表しました。この取り組みは、ものづくり企業が抱える技術的な課題を解決するために、地域内外の企業と連携を図ることを目的としています。
新技術ニーズの詳細
具体的には、株式会社澤村商店が求めるパートナーは以下の2つです。
1.
内職で紙製品の制作が可能な企業
和紙や特殊な紙を使用した製品の製造を行う企業を探しており、ポチ袋や特別なギフト用封筒など、カスタムメイドの製品を手がけることができる方を歓迎しています。高品質でユニークな製品づくりを共に実現していける企業とのコラボレーションを強化することが目標です。
2.
封筒印刷ができる企業
同社で製造した封筒に、住所やロゴなどを印刷できる企業を探しています。印刷技術を持つ企業とパートナーシップを組み、封筒のデザインや機能性を向上させつつ、お客様により価値のある製品を提供することを考えています。
BIZ SAITAMAの取り組み
『BIZ SAITAMA』は、埼玉県内のものづくり企業が持つ技術ニーズを広く公募し、それに対して国内外の中小企業やスタートアップ企業からの提案を受け付けるオープンイノベーション事業です。これまでにも、2024年度には21社のニーズに対して109件のエントリーがあり、83.5%のマッチング率を達成しました。取引開始や試作品の開発が進むなど、多くの具体的結果も生まれています。
技術ニーズ説明会の開催
さらに、5月28日(水)には技術ニーズ説明会が開催される予定です。この説明会では、各企業の担当者が具体的な技術ニーズを詳しく紹介し、質疑応答の時間も設けられています。参加者同士のネットワーキングを通じて新たなビジネスチャンスが生まれることを期待しています。
イベントは会場とオンラインの同時開催で、TKPガーデンシティPREMIUM大宮で行われます。具体的な詳細や申し込みについては、
eventの公式ページを参照してください。
さいたま市産業創造財団の役割
このような取り組みを支えるのが、公益財団法人さいたま市産業創造財団です。この財団は、さいたま市内の中小企業の支援を目的とし、地域産業の振興や市民生活の向上に寄与することを目指しています。ブランドや技術を持つ企業とのマッチングを通じて、地域の経済活性化を図っています。
株式会社澤村商店との協業を希望する企業は、今後の更なる発展のために是非提案を検討してみてはいかがでしょうか。オープンイノベーションの場が新しいビジネスチャンスを創出することは間違いありません。