LINEマーケティングツール「anybot」が新機能を追加
エボラニ株式会社が開発したLINEマーケティングツール「anybot」が、友だち登録の流入元情報を視覚的に把握できる新機能をリリースしました。このアップデートにより、ユーザーがどの経路から友だち登録を行ったかを一目で確認できるようになり、管理画面の操作性が大幅に向上しました。これにより、キャンペーンや広告の効果的な施策が可能になります。
新機能の詳細
今回のアップデートでは、友だち登録の経路を示す「流入時タグ」が一覧画面から直接確認できるように改善されました。これにより、過去の入力履歴と併せて、流入元情報の把握が非常にスムーズになります。特に、ミニアプリ機能を利用することで、友だちが過去にどのような情報を入力したのかを参照しながら、マッチしたコンテンツを提供することが可能です。
1. トップメニューから「ミニアプリの記入履歴」を選択します。
2. 標準の表示項目を編集します。
3. 流入時のタグを選択します。
4. APP設定メニューで流入元を示すパラメータを設定します。
5. ミニアプリの画面に流入元のタグが表示されます。
活用シーン
この新機能は、特に実店舗でのQRコードを介した友だち登録促進に大いに役立つことが期待されます。例えば、ある店舗でQRコードを掲示し、友だち登録を促した場合、その店舗に関連付けられたタグを付与できます。これにより、対象となる友だちに対して特定のキャンペーン情報を優先的に配信することが可能になります。
さらに、以下のような施策も考えられます:
1.
広告費用対効果の向上
LINE友だち登録を促進するために出稿した広告経路が把握できるため、より効果的な広告への予算配分が容易になります。
2.
ユーザー行動の分析
流入元情報と記入履歴を分析することで、ユーザーが興味を持つ情報を特定し、そのニーズに合ったコンテンツを提供できるようになります。
3.
リターゲティング施策
しばらくアカウントを訪れていない友だちに対し、再度広告を表示させるリターゲティングを行うことが可能です。
anybotとは?
「anybot」とは、エボラニ株式会社が提供するLINE、メッセンジャー、メールなどのプラットフォームに機能を追加し、流通や小売業のデジタルトランスフォーメーションを促進するために設計されたマーケティングツールです。2023年4月には、さらに機能が拡充された「anybot for ChatGPT」が登場し、業務の効率化やお客様との結びつきを強化する仕組みを提供しています。
企業情報
エボラニ株式会社は、横浜市に本社を置くITベンチャー企業で、2018年に設立されました。地域活性化やIT教育への取り組みとして、青森県の地域スーパーや静岡県の高校生を対象とした教育支援プロジェクトを通し、社会貢献にも力を入れています。