京都の認定NPOが取り組む自殺予防研修
自殺という深刻な社会問題に対処するためには、まず身近な人の声に耳を傾けることが重要です。京都市にある認定NPO法人「京都自死・自殺相談センターSotto」では、2026年8月24日から、自殺予防周知活動の一環として「聴き方トレーニング」を開催します。この研修を通じて、身近な人から「死にたい」と打ち明けられた場合の向き合い方を学ぶことが目的です。
この研修は、専門家だけでなく、家族や友人、同僚など誰でも参加できる内容です。まず、8月24日(月)にはオンラインでの「聴き方のお稽古」が行われます。この2時間の講座では、ロールプレイを通じて「相手の気持ちを受け取る」ことの重要性を探求します。定員は6名で、参加費は3,000円です。
続いて、9月4日(金)にはYouTubeライブでの「Sotto Talk」が行われる予定です。ゲストには、認定NPO法人Silent Voiceの代表理事、尾中友哉さんを迎え、異なる背景を持つ人たちのコミュニケーションについて議論します。この企画を通じて、どのように人の気持ちを互いに受け取ることができるのか、一緒に考えることができます。
さらに、9月5日(土)には京都市内での対面研修が開催され、実際に「聴くこと」や「話すこと」を体験します。この研修では、より深くロールプレイを行い、自分自身の聴き方を見つめ直す機会になります。この日の研修には、10名が定員で、参加費は15,000円です。
これらの研修に続き、10月からは「ボランティア相談員養成講座」が開講されます。これは、自殺に関する現状理解とともに、実際の相談技術を学ぶための講座です。講座を修了した後は、希望に応じて様々な相談活動に関わることができます。18歳以上、応募には特別な経験は不要です。
Sottoは「死にたい気持ちを抱える人々の孤独感を和らげる」ことを使命に掲げ、電話相談や居場所づくり、グリーフサポートに努めています。私たちは、特別なスキルがなくても、隣にいる人の心の声を聴くことができると信じています。自殺予防に向けての一歩を踏み出し、身近な人を支える力を育てていきましょう。
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