医療・介護現場を効率化するPubcare自院ID機能の強化
株式会社United Vision & Companyが開発したPubcareシステムの自院ID機能が、2023年9月4日に強化されました。この新しい機能は、医療機関及び介護施設における患者情報の管理を更に円滑にし、ケアの質の向上が期待されています。自院ID機能は電子カルテで用いる一意な患者番号を一元管理できるもので、情報のリアルタイム更新が可能になります。これにより、施設内外の情報共有が促進され、患者に適切なケアを提供しやすくなります。
自院ID機能の特徴
自院ID機能は、医療機関間の情報共有を円滑にするための重要な役割を果たしています。今回の強化により、以下のポイントが強調されています。
1.
患者情報の統合管理: 自院で用いるカルテIDとPubcare内の自院IDを統一することで、患者情報の管理がより効率的に行えるようになります。これにより業務の簡素化や情報の正確性向上が図られます。
2.
他施設間の情報共同編集: 異なる医療機関がそれぞれのPubcare自院IDを使う場合でも、患者が情報を共有する意思を示せば、医療機関同士で最新データを閲覧・編集できます。これにより、複数施設における一貫したケア提供が可能になります。
3.
帳票連携機能の向上: 自院ID機能の強化に伴い、関連する帳票の連携効率が劇的に改善されました。これにより、重複したデータ入力が不要になり、業務の流れがスムーズになります。
自院ID機能強化の影響
この強化により、施行される業務プロセスが簡素化され、施設間の患者情報管理が向上します。また、情報の精度が改善されるため、医療や介護サービスの質も向上することが見込まれています。特に、情報の共有が円滑になることで、患者の意思に基づいた適切なケアが可能になります。
最先端の医療システムを目指して
株式会社United Vision & Companyでは、厳しい社会情勢においても持続可能な社会の実現を目指し、医療界で実際に必要とされるソリューションを常に探求し続けています。医療と介護のプラットフォームをAIなどの先進技術を駆使して構築し、ユーザーのニーズを反映したサービスを提供することを使命としています。今後もPubcareは、医療従事者の業務効率化と患者主体のケアの両立を実現していきます。