ヘラルボニー、新執行役員就任のお知らせ
株式会社ヘラルボニーは、2025年8月1日付で新たに執行役員を2名任命したことを発表しました。新しく執行役員に就任するのは、アカウント事業部のシニアマネージャーである國分さとみ氏と、法務部のシニアマネージャーである玄唯真氏です。先進的なアートIPを基盤に法人向けビジネスと自社ブランド「HERALBONY」事業を展開しているヘラルボニーは、この新体制を踏まえ、さらなる成長を目指します。
執行役員就任の背景
ヘラルボニーは、最近の事業展開において着実な成長を示しています。その一環として、2024年にはフランス・パリに初の海外子会社を設立し、グローバル市場への進出を果たす予定です。これに伴い、変化する事業環境に迅速に対応し、経営体制の強化が求められています。
國分さとみ氏は、IPライセンスビジネスに関する豊富な知見を活かして法人向け事業の拡大を図るとともに、玄唯真氏は国際法務やファイナンス分野における経験をもとに、当社のガバナンス基盤の支援を続けます。この2名の専門性を旺盛に活用することで、ヘラルボニーは持続可能な成長戦略を進めていくことを目指します。
國分さとみ氏のコメント
執行役員としての抱負を語る國分氏は、これまでの経験を通じて多くの企業や自治体と共創を進めてきたと述べています。アートを「社会に価値を生むIP」と位置づけ、ライセンスビジネスを通じて新しいパートナーシップを構築してきた背景に触れ、自身の個人的な願いである「誰もが自己を否定せずに選択できる社会を実現したい」との思いを語りました。これを原動力にし、今後もアートとビジネスを結ぶ新たなスタンダードの確立に向けて全力を尽くすと意気込みを示しています。
玄唯真氏のコメント
一方、玄氏は新たに執行役員として法務の分野での役割を重視しています。彼は、この活動を通じてクリエイティブの力が人を結びつける重要な要素であると実感しており、その価値を最大限引き出すために法律が不可欠であることに気づいたと述べています。法とクリエイティブの力を組み合わせることで、社会における共生の実現を目指す決意を示しました。
ヘラルボニーのビジョン
株式会社ヘラルボニーは、「異彩を、 放て。」をミッションに掲げ、障害のイメージ変容と新たな文化創出を目指すクリエイティブカンパニーです。障害を持つ作家たちのアート作品をIPライセンスとして管理し、持続可能なビジネスモデルの構築を進めてきました。
今後の展望として、企業との共創や新たな事業機会の創出を通じ、国際アートアワードの主催など多角的な事業展開を進め、アートの力を最大限に引き出す取り組みを継続します。ヘラルボニーは、2024年7月にフランス・パリに「HERALBONY EUROPE」を設立する予定で、これにより更なる市場開拓が期待されます。
終わりに
新たな展開を見せるヘラルボニーは、この変化の中で法人向けビジネスやグローバル市場においてさらなる成長を実現することを目指しています。これからの両名の活躍に目が離せません。