高速道路の利用実態とサービスエリアの役割を徹底調査！

日本全国の主婦を中心に実施した1000人アンケートに基づき、高速道路の利用状況やサービスエリア（SA）とパーキングエリア（PA）の違いについて詳しく見ていきます。本稿では、様々な調査結果を通じて、高速道路での移動の実態を探ります。

SAとPAの明確な違い

高速道路を利用する際に目にする「SA」と「PA」。これらは一見似ているものでありますが、機能や目的には明確な違いがあります。SAは長距離移動をサポートするための休息・補給ポイントとして、ガソリンスタンド、レストラン、大きなトイレ、お土産屋、さらにはドッグランなど多彩な設備が整っています。一方、PAは基本的にはトイレと自動販売機、時には簡単な売店があるだけの、いわば「ちょっとした休憩場所」となっています。

近年、設備が充実したPAも増えており、逆にシンプルなSAも見受けられます。これにより、どの施設を利用するかを事前に調べることが重要となっているのです。

利用頻度は意外と低い!

実施したアンケートでは、高速道路を利用する頻度が意外にも低いことが判明しました。最も多かったのが「半年に1回程度」で12.9%。次点は「2、3ヶ月に1回」で11.9%という結果でした。この結果は、高速道路の利用が特別な旅行やレジャーの際に限られていることを示しています。

高速道路運転の恐怖感

また、アンケート結果によると、高速道路の運転に対して恐怖を感じているという人が半数以上、51.2%にのぼることが明らかになりました。運転に不安を感じる理由としては、周囲の交通量や速度が挙げられることが多いと考えられます。

利用目的は旅行がダントツ

高速道路の利用目的では、旅行・観光が最も多く、555人がその目的を挙げました。家族や友人の訪問が224人、帰省が161人と続き、家族とのつながりやレジャー目的での利用が顕著です。

サービスエリア利用の実態

サービスエリアやパーキングエリアの利用目的では、圧倒的に「トイレ利用」が823人と多く、次いでお土産などの買い物が438人という結果が得られました。この結果からも、トイレ休憩が最も一般的な目的であることが分かります。

高速道路のトラブルは皆が経験

また、高速道路に関する思い出やトラブルのエピソードをフリー回答で求めたところ、事故や渋滞等のトラブルの記憶が多く寄せられました。故障によるレッカー搬送、教習中の不安、混雑時のバイト経験など、多くの人が不安や緊張を感じた体験を持っているようです。このことから、高速道路へのネガティブな印象が強い人が多いことも垣間見えます。