昭憲皇太后基金の歴史
2026-04-10 17:26:29

105回目を迎えた昭憲皇太后基金の人道支援の軌跡とは

昭憲皇太后基金の新たな配分



2023年4月、国際赤十字委員会と国際赤十字・赤新月社連盟による昭憲皇太后基金合同管理委員会が、105回目となる配分先を明らかにしました。この基金は、世界最古の国際人道基金として知られ、これまでに175の国と地域に対して、累計34億円相当の支援を行ってきました。

昭憲皇太后基金とは?



昭憲皇太后基金(The Empress Shôken Fund)は、1912年に昭憲皇太后の寄付によって設立されました。現在の価値にして約3億5千万円に相当します。この基金は、主に戦時の救護活動だけでなく、平時における自然災害の救護や疾病予防を目的とした活動を奨励するために作られたもので、国際開発援助の先駆けとして重要な役割を果たしてきました。

毎年、昭憲皇太后の命日である4月11日ごろに配分先が発表され、今年はコスタリカ、サントメ・プリンシペ、インドネシア、ボツワナなどの国々が選ばれました。

105回目の配分内容



今回の配分では、以下の分野で合計8,616万円(430,884スイスフラン)が15カ国の赤十字社に支給されます。

1. 防災と早期警戒


  • - コスタリカ赤十字社:先住民族ボランティアを育成し、地域の防災力を高めるために約600万円が配分。
  • - サントメ・プリンシペ赤十字社:水害リスクの高い地域に警戒システムを導入するために約600万円。
  • - インドネシア赤十字社:若者主導の防災システムを構築することで、約600万円の支援。

2. 救急法と救助


  • - エジプト赤新月社:年齢別の救急法訓練を実施するために約563万円。
  • - ラトビア赤十字社:若者が防災活動に参加できるよう体験型教育を行うために約594万円。

3. 心と身体の健康


  • - デンマーク赤十字社:若者のメンタルヘルスを強化するために約595万円。
  • - チリ赤十字社:ボランティアに対して「こころのケア」を整備する活動に約555万円。

4. 社会福祉とインクルージョン(包摂)


  • - アイスランド赤十字社:難民女性の社会参加を支援する活動に約600万円。
  • - 北マケドニア赤十字社:支援システムを集約し、包括的な支援を提供するために約600万円。

5. 若者の参画、気候変動・環境対策


  • - パキスタン赤新月社:気候変動に対する意識を持った若者を育成するために約599万円。
  • - ラオス赤十字社:持続可能なユースボランティア育成に約328万円。

このように、昭憲皇太后基金は、世界中の人道活動に支えとなり、持続可能な社会づくりに寄与しています。2023年の配分先も、多様な課題に応じたプロジェクトに支援を行っており、国際的な協力の重要性を再確認させてくれます。これからも昭憲皇太后基金は、その理念のもとで人々の生活向上に貢献していくことでしょう。


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会社情報

会社名
日本赤十字社
住所
東京都港区芝大門1-1-3
電話番号

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