岡山理科大が受賞
2025-08-28 16:09:43

岡山理科大学が工学教育賞を受賞!ロボコンで育む社会人基礎力の重要性

岡山理科大学が2024年度工学教育賞を受賞!



2024年度の工学教育賞が先日行われた日本工学教育協会の年次大会で発表され、岡山理科大学の情報理工学部が業績部門で受賞したことが報告されました。この受賞は、岡山理科大学にとって初めての快挙です。

受賞の理由として、岡山理科大学の赤木徹也教授が中心となって取り組んできた「ロボットコンテストを通じたものづくり教育」が評価されました。具体的には、15年以上にわたり続けているロボコンを通じて、学生たちの社会人基礎力を体系的に育む取り組みが反映されているのです。

具体的な教育プログラムの内容



岡山理科大学では、1年生は全員がロボコン講義を受講し、チームでロボットを製作することを通じて、協力することの大切さを学びます。それだけでなく、他の学年の学生も希望すれば参加することができ、自らのアイディアを形にするためのチャレンジ精神を醸成することが目的です。

2年生や3年生が参加する際には、競技会の順位や締切に間に合うようにいかにトラブルを解決するか、という実践的な問題解決能力を養うことに重点が置かれます。失敗に直面した場合でも再チャレンジできる講義体系が用意され、西日本でのロボコンコンペティションに参加しながら実践的な学びを得ています。

このような独自の教育プログラムによって、受講した学生たちの論文の投稿率や国際会議での発表率が格段に向上したことが、今回の受賞に結びついた要因です。まさに、学問と実践が共存する環境が整っているといえるでしょう。

教育の意義と今後の展望



赤木教授はインタビューで、「ロボコンの講義を受けた学生が、社会人基礎力を十分に身に付けていると評価されたことが何より嬉しい。受賞は、受講者のモチベーションをさらに引き上げるきっかけになるだろう」と語ります。このようなポジティブな循環は、今後の学生たちの成長に大いに貢献するものでしょう。

岡山理科大学の取り組みは、これからの教育の在り方を示唆するものであり、多くの大学にとっても一つのモデルケースとなることでしょう。ロボコンを通じて形づくられるものづくり教育の重要性は今後さらに広がっていくことが期待されます。今後の岡山理科大学の活躍に目が離せません。


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