室蘭工業大学広報誌「蘭岳」151号が発行
北海道の国立大学、室蘭工業大学が発行する広報誌「蘭岳」(RANGAKU)の最新号、No.151が公開されました。この号は、令和7年3月に発行されたもので、内容は学生や地域の皆様に向けて特に魅力的な情報をまとめています。
特集テーマは「空翔ぶ『め組』」。このセクションでは、ドローンを活用した広域森林火災の消火法について詳しく掘り下げています。技術の進展により、ドローンがどのように消防の現場で活躍できるのか、その可能性が具体的に示されています。森林火災の状況は年々厳しくなっていますが、こうした新たな技術の導入がどのように役立つか、興味深い内容となっています。
また、「蘭岳」にはグラビア「蘭ガク百景」や、室工大の学生によるインタビューも掲載されています。特に「大先輩は、なぜ、そこに?」というインタビューは、先輩たちの貴重な経験や思いを学生に伝える良い機会となっており、若い世代に希望や目標を与えることでしょう。
さらに、最新の研究紹介コーナーでは、RANGAKU Congressから「ミュオン」の量子ビームを用いて物質の中の物理を探る試みが紹介されています。この先端的な研究によって物質の理解がいかに深まるか、科学に興味を持つ方々にとっては見逃せない内容です。
室蘭工業大学のオリジナルグッズの紹介や、学内ニュース「ムロぴょんTOPICS」、サークル情報など、多様なコンテンツも掲載されており、大学のクラブ活動やイベント情報を知る絶好の機会となっています。また、地域の魅力を伝えるために「映えスポット」や中島町の紹介も行っています。これにより、大学だけでなくその周辺地域に興味を持ってもらえるような内容が展開されています。
「蘭岳」は、1969年から発行を開始し、これまでに多くの読者に親しまれてきました。また、今回の号は完全リニューアルを果たしており、さらなる魅力を持った誌面作りを目指しています。今後も、学生や市民にとって身近で楽しめる情報を提供し続ける予定です。
読者の皆様には、今後の誌面づくりに役立てるためのアンケートへの協力をお願いしています。アンケートに答えていただいた方の中から抽選で21名に「室蘭工業大学オリジナルグッズ」がプレゼントされるので、ぜひ参加してみてください。このように、広報誌「蘭岳」は、室蘭工業大学と地域社会との橋渡しをする重要な役割を果たしています。読者にとって親しみやすい内容を提供し続けていますので、ぜひ手に取ってみてください。