北山杉のスピーカー
2015-02-16 11:00:03
北山杉を使用したヒーリングスピーカー「NENRIN」の魅力と希少性
京の銘木「北山杉」が生んだヒーリングスピーカー
日本の伝統文化を背景に持つ北山杉。この貴重な木材を使用して作られたヒーリングスピーカー「NENRIN」は、音楽を楽しむだけでなく、視覚でも楽しませてくれます。特に注目されるのは、その希少性と美しいデザイン、そして圧倒的な音質です。
NENRINシリーズの詳細
「NENRIN」には2つのサイズが存在します。まずは、長さ90cmのNENRIN90c(2本セット、アンプ無)、これ一組のスピーカーは北山杉からのみ取れる特殊な木材を使用。年間わずか50セットのみしか生産されないため、その価値は非常に高いです。
対して、より普及型のNENRIN45c(2本セット、アンプ無)も同様に北山杉を使用しており、家庭用からプロユースまで幅広く対応。いずれも無垢木のボディと多層構造のウッドコーンスピーカーを搭載し、広い音域を実現しています。
北山杉の特徴
北山杉は、京都の伝統産業としても知られ、特に床柱材として利用されてきました。しかし、生活様式の変化に伴い、その需要は減少しています。そこで、「NENRIN」はこの銘木の美しさと価値を再認識させ、音楽の専門分野にも応用する新しい提案です。
音と香りの融合
このスピーカーの最大の魅力は、北山杉の持つ特有の音色。この木材が生み出す音は、低音から高音まで均等に響き渡り、聞く人に癒しを与えます。また、香りにもこだわった製品で、木の持つ自然の香りが心を和ませる効果をもたらします。
さらには、高級リゾートホテルであるアマン東京でも導入されており、その品質の高さが証明されています。家庭はもとより、宿泊施設や商業施設でもその展開が期待されています。
未来へのデザイン
「NENRIN」はただのスピーカーではありません。京の伝統工芸を未来へと継承するためのプロジェクトの一環でもあります。ユーザーに新たに北山杉の美しさを感じてもらい、五感で体験してもらうことを目指しています。これは京の銘木や日本の文化を広め、世界に紹介するための重要なステップなのです。
開発者たちの情熱
この製品を開発した大橋俊矢氏と山枡昌典氏は、それぞれの専門分野での経験を生かし、新たな音と香りの世界を創造しています。特に、彼らの目指す「京都から音と香りを発信する」というビジョンは、今後の展開やイベントを通じてさらに広がっていくことでしょう。
最後に
「NENRIN」はただのオーディオ機器としての枠を超え、文化や芸術とも結びついた新しい価値を提供しています。その際立ったデザインと音質は、京の伝統に裏打ちされた優れた製品であることを強く示しています。ぜひ、北山杉の豊かな音の世界を、あなたの耳で体験してみてください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社Kyoto Natural Factory
- 住所
- 京都府京都市下京区高辻通新町西入堀之内町259-1
- 電話番号
-
075-354-3719