飲むための新しい選択肢、食米を使った日本酒のご紹介
2026年9月2日、愛知県愛西市にある株式会社弥栄酒造は、非売品として長年紹介してきた食用米「にこまる」を使用した純米大吟醸「弥栄の酒 寿」の販売を開始します。この商品は、特別な出展「日本酒祭」が行われる大阪髙島屋で初めて一般向けに販売されることになりました。
コンセプトは「食べる米にも、飲む価値がある」
「弥栄の酒 寿」は、酒米の代表的な存在である「山田錦」と食用米「にこまる」を原料とし、どちらも特有のうま味を最大限に引き出します。現在販売する商品の精米歩合は40%ですが、次期の酒造りでは、更に磨きをかけて35%を目指すとのことです。この新たな挑戦は、弥栄酒造がどのように異なる原料米から同一の酒質を引き出すかを探求するものとして注目されています。
希少な「にこまる」仕込みの楽しみ方
これまで「にこまる」仕込みの純米大吟醸は試飲会や展示会でしか味わえなかったため、多くの人々にはその実力を知る機会がありませんでした。この商品を通じて、一般消費者はもちろん、飲食店や小売店を通じても「食米大吟醸」という新しい価値を体験できます。
実際、同じ蔵で異なる原料米を使用し、それぞれの酒の特徴や余韻の違いを飲み比べることができるのも、「弥栄の酒 寿」の魅力です。食用米「にこまる」を使用することで、日本の米文化が持つ新たな側面を広め、農家への還元も期待しています。
酒造りの未来へ向けた挑戦
弥栄酒造は今冬から、新たな酒造りに挑む予定です。その目標は、まずは精米歩合を35%へ高めていくこと。また、異なる原料米から製造技術によってどこまで酒質の差を小さくできるかという探求です。これは「同じ味の酒を生み出す」というものではなく、技術で両者の違いをどう縮小できるかの挑戦でもあります。
2026年9月には「食米大吟醸」が市場に登場し、同年の冬には酒造りの新たな挑戦が始まります。今後は、消費者が「食べる米の新たな楽しみ方」を発見できるよう、さまざまな活動を続けていく予定です。
詳細情報
- - 商品名: 純米大吟醸「弥栄の酒 寿」
- - 発売日: 2026年9月2日
- - 場所: 大阪髙島屋「日本酒祭」
- - 公式オンラインショップ: 弥栄酒造
- - 予定される出展イベント: FOOD STYLE JAPAN 2026(9月30日〜10月2日、東京ビッグサイト)
日本の米文化を守り続ける弥栄酒造は、次世代へ伝えるための事業に挑戦し続けています。そして「食米大吟醸」を通じて、古くからの技術が新たな価値を生む瞬間をぜひ体験してみてください。