肥満予備軍の食事
2015-12-08 16:00:16

肥満予備軍の夕食習慣と忘年会シーズンの注意点

肥満予備軍の夕食習慣と忘年会シーズンの注意点



この季節は忘年会などの飲み会が増え、食生活が乱れがちになる時期です。特に、実は「肥満予備軍」と呼ばれる人たちが、夕食に揚げ物を好んで食べる傾向が高いことが明らかになっています。ドコモ・ヘルスケアが提供するヘルスケアサービス「からだの時計 WM」のデータをもとに、食生活に関する最新の調査結果を見ていきます。

調査結果の概要



ドコモ・ヘルスケア株式会社では、2015年から2023年までの間に、「管理栄養士相談サービス」を利用した785人のデータを分析しました。その結果、BMIが「太り気味」の人は「肥満」の人よりも遅い時間に夕食を摂る傾向が見られます。その詳細は以下の通りです。

1. 食事の時間


BBIが「太り気味」の人は、22時以降に夕食を取ることが多く、夜型の食生活を送っています。これに対し、BMIが「肥満」の人はそれよりも早い時間に食事をすることが一般的です。この遅い時間帯の食事が、さらに体重増加の原因となる可能性があるのです。

2. 揚げ物摂取の頻度


調査によると、BMIが「太り気味」の人は、月に3〜4回程度の頻度で揚げ物を食べており、「肥満」の人の2倍に上ります。このことから、揚げ物を好む食生活が「肥満予備軍」と呼ばれる人たちに特有であることが分かります。特に、金曜日と日曜日の摂食率が高い傾向にあり、これが週末における食生活の乱れを引き起こしている模様です。

忘年会シーズンを乗り越えるためのアドバイス



これから始まる忘年会シーズンに向けて、管理栄養士の小島美和子先生からのアドバイスを紹介します。以下のポイントに気を付けて、健康的な食生活を保ちましょう。

1. 遅い時間の食事に注意


飲み会などで21時以降のおつまみやお酒を選ぶときは、特に注意が必要です。夜は脂質の代謝が落ちるため、遅い時間の揚げ物や油脂の多いおつまみは控えることが推奨されます。また、アルコール飲料の選び方も重要で、焼酎やウィスキーなど糖質が少ないものを選ぶようにしましょう。

2. 運動の重要性


もしも遅い時間に揚げ物を多く摂取してしまった場合、早めに寝て、翌朝にはしっかり運動をすることが勧められます。特に朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、代謝を促進します。また、活動的に過ごすことで、消費カロリーも増えるため、日常生活の中で積極的に体を動かしましょう。

まとめ



忘年会シーズンや新年会を楽しむ際は、食べ過ぎや飲みすぎに注意しつつ、健康的な選択を心がけましょう。スマートフォンアプリ「からだの時計 WM」を活用すれば、管理栄養士からのアドバイスを受けることができます。自分の食生活を見直す良い機会として、この時期を利用してみてはいかがでしょうか?

興味のある方は、是非「からだの時計 WM」の詳細を確認してみてください。 詳細はこちら


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