HKSとXINGのEV協業
2021-04-21 17:30:05

HKSとXING Mobilityが手を組みEV事業の未来を切り開く

HKSとXING Mobilityの業務提携でEV事業を拡大



日本の老舗自動車パーツメーカーのHKSは、台湾のXING Mobility社と手を組んでEV事業を強化することを発表しました。この協業により、両社はEVバッテリーやパワートレインの分野での新しいビジネスチャンスを模索し、効率的かつ持続可能なモビリティの実現を目指しています。

HKSとは



1973年の設立以来、HKSは自動車用アフターマーケットのリーディングカンパニーとして、ターボやマフラー、サスペンションなどの高性能パーツを提供してきました。これにより、自動車の「チューニング」に関する文化を築き上げ、多くの愛好者に支持されています。また、環境対策としてCNGやLPガスを利用したバイフューエル車両の開発にも関与し、燃費改善や排ガス低減技術を追求しています。

XING Mobilityの役割



XING Mobilityは、EV関連の専門技術を提供する企業です。特に、液浸冷却システムを用いたバッテリーパックの設計や製造、ターンキーなパワートレインソリューションの開発に強みを持っています。多岐にわたる用途—乗用車、商用車、モータースポーツから重機、船舶に至るまで—でのハイパフォーマンス電動モビリティの第一線で活躍しています。

戦略的協業の目的



この協業の目的は、EVバッテリーとパワートレイン分野、さらにはEVコンバージョンにおけるOEMビジネスの展開です。両社は、技術やアイデアの共有を通じて、より革新的なEVソリューションの開発を進めます。この取り組みは、国内外における商用EV市場の拡大や、グローバルなパフォーマンスアフターマーケットの活性化にも寄与するでしょう。

展示会と今後の展望



HKSは、2021年5月26日から28日にかけて神奈川県横浜市で開催される「自動車技術展人とくるまのテクノロジー展2021」に出展予定です。ここでは、XING Mobilityとの協業によって生まれた新しい技術 ソリューションに関する展示が行われるとのことです。さらに、オンライン展示会への参加や、Webサイトでのバーチャル展示会の開催も予定されています。

XING Mobilityは、HKSの持つ車両搭載技術を活かし、EVコンバージョン車両へのシステム導入を進めます。このようにお互いの専門知識を結集して、質の高いEVソリューションを提供することで、電動化社会の実現に貢献することが期待されています。

まとめ



HKSの社長、水口大輔氏は「HKSの技術を活用しつつ、XING Mobilityの優れたバッテリー技術やパワートレインシステムを取り入れ、より楽しい走行体験や、産業用車両への展開を図っていきます。今後にご期待ください」とコメントしています。一方、XING MobilityのCEO、Royce YC Hong氏も、「HKSと共に品質と革新を追求し、持続可能なエネルギー社会の構築に貢献することを楽しみにしています」と述べています。

このように、HKSとXING Mobilityの協業は、日本のEV市場に新しい風を吹き込むことが期待されており、今後の展開に注目です。

会社情報

会社名
株式会社エッチ・ケー・エス
住所
静岡県富士宮市北山7181番地本社工場4号棟
電話番号
0544-29-1111

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