鹿島建設とアクシスが資本提携、DX化支援で新たな展望を切り開く

鹿島建設とアクシスが資本提携、次世代のDX化を支援

株式会社アクシスは、九月に鹿島建設株式会社との資本提携契約を結び、その一環として第三者割当増資を実施することを発表しました。この資本提携により、鹿島建設はアクシスの株式約11%を取得し、双方の企業価値向上を目指して様々な施策を進めることになります。

アクシスは「リフレーミングカンパニー」を自ら掲げ、ICTを駆使した新しい価値の創造を進めてきました。この活動の一環として、鹿島建設のDX（デジタルトランスフォーメーション）化を支援し、建設業界の未来を形作ることを目指しています。

提携によって、以下の施策が具体的に実施される予定です：
1. スマートビル・スマートシティ関連の取り組みの推進
2. 次世代ネットワークを見据えた情報通信インフラソリューションの拡充
3. 鹿島建設グループのDX人材の育成・教育支援
4. 建設事業の効率化に向けたシステム構築及び運用保守体制の充実

これらの施策により、両社は技術革新を加速させ、リアルな建設現場とデジタル技術の融合を図ることが期待されています。特に、スマートシティの実現に向けては、先進のIT技術を活用することで、地域社会の発展に貢献することが狙いです。

株式会社アクシスとは

アクシスは1993年に設立され、鳥取県鳥取市に本社を置くIT企業です。システム開発やITコンサルティング、またWebサイトの制作など、幅広いサービスを提供しています。
彼らは販売業務だけでなく、地域貢献活動にも力を入れており、地元企業との連携やITスクールの運営を通じて、地域社会の発展に貢献しています。

鹿島建設株式会社について

鹿島建設は1840年に創業し、東京を本社とする老舗の建設業者です。建設事業だけでなく、開発事業や設計・エンジニアリング事業にも幅広く携わっています。
長い歴史を活かし、日本の建設業界のパイオニアとしての地位を確立しています。

鹿島建設との提携は、アクシスにとって新たなステップです。両社が協力し、DX化の推進に寄与することによって、日本の建設業界におけるデジタルトランスフォーメーションが加速することが期待されています。このような取り組みが地域経済や社会にどのような変化をもたらすのか、今後が非常に楽しみです。