早稲田小学校での授業サポートと交流会
2024年9月4日、新宿区立早稲田小学校にて、株式会社ネオキャリアによる授業サポート活動と若手教員との交流会が開催されました。この取り組みは、人材総合サービスを提供するネオキャリアが、社員のボランティア活動を促進するために設けた「地域社会貢献Day」を活用したものです。参加者は、20代を中心とした19名の若手社員で、授業サポートや児童との交流を通じて貴重な体験を積みました。
ボランティアの目的
この活動の主な目的は、地域の教育現場の支援と教員同士のネットワークづくりです。近年、教員不足や労働環境の悪化が社会問題とされている中、早稲田小学校の校長からの依頼を受け、同世代の社員と教員が互いに意見を交わし、教員の悩みを共有する場を設けました。
当日は、授業サポートとして各学年に分かれ、1時間目から4時間目まで児童と一緒に授業を受けたり、給食を共にしたりしました。休み時間には外遊びを通じて、児童との親密な交流を図ることができました。
交流会の開催
午後には教員との交流会が行われ、参加した教員の職務経験や職場環境について意見交換が行われました。授業サポートの感想や、教員としての働き方、組織文化について話し合った結果、参加者からは「日頃話せないことを自由に話せ、非常に良い時間だった」との感想も寄せられました。この場を通じて、教員の個性や強みを再確認し、より良い教育環境を築くためのヒントを得られた様子が伺えました。
教員不足に対する取り組み
東京都の教育現場では、公立学校教員の採用倍率が1.1倍と深刻な教員不足が続いています。こうした状況の改善を図るため、ネオキャリアは地域の小学校に対してボランティア活動を通じた支援を行うことにより、地域活性化を目指しています。社外の人との交流から新たな視点や助言を得ることが教員自身の成長にも繋がると考えています。
参加者の感想
参加した若手社員は、此次体験を通じて教育に対する新たな視点を得ることができたと語りました。「教育とは子供とかかわることだけでなく、教育環境を整えることにも関与できる」と、新しい考え方に気づく良い機会だったようです。教員からは、普段の同僚との間では話しにくい悩みや経験を共有でき、共感の輪が広がったとの意見が聞かれました。
ネオキャリアの未来への展望
今回は、自社のサステナビリティ活動の一環として、このようなボランティアを企画しました。ネオキャリアでは今後も地域の教育機関との連携を深めていき、他校への展開も視野に入れた活動を続けていく考えです。社員が地域貢献に参加することで、自らの成長にも繋がることから、今後も「地域社会貢献Day」を大いに活用し、多様な事業へ発展させていく所存です。
本活動の成功を収め、地域の教育現場の改善に向けた取り組みが一層広がっていくことを期待しています。