ドローンで革新する屋外広告の点検サービス
屋外広告物の点検は、通常、高額なコストがかかり、多くの人員や機材を必要とします。この度、株式会社ハーヴィッドが提供する新サービス「AIR INSPECT」が、ドローンと赤外線技術を駆使して、低コストかつ安全な屋外広告物の点検を実現しました。
AIR INSPECTとは?
「AIR INSPECT」は、屋外広告物に特化した赤外線診断サービスで、法律に基づく定期点検や日常点検を行うものです。屋外広告士による専門的な画像診断と解析をワンストップで提供し、これにより人員や大型作業車両の手配が不要になります。この画期的なサービスは、街や人々の安全性向上を目指しており、屋外広告の老朽化による落下事故の予防に寄与します。
ドローンによる利点
ドローンを利用することで、以下のようなメリットがあります:
- - 赤外線技術により、錆や腐食が進行している箇所を詳細に点検・解析。
- - 大型機材や騒音問題を回避し、従来の夜間作業から日中の点検が可能に。
- - 有資格者による確実な法令点検が実施できる。
取り組む背景
看板は街の風景に必要不可欠ですが、高所の広告物点検はそのコストが課題になっています。法令遵守ができていない屋外広告も多く存在し、看板の落下事故が後を絶ちません。信頼できる看板点検は、街や人々の安全にとって極めて重要です。「AIR INSPECT」は、従来の煩雑さを排除し、迅速かつ効率的な点検作業を実現しようとしています。
新潟からスタート
新潟県は、豪雪地域であり、特殊な気候条件から屋外広告物が劣化しやすいエリアです。この地からサービスを開始することで、さまざまな劣化データを蓄積し、今後のサービスの向上に繋げていく狙いがあります。2022年度には、新潟市の「新事業展開サポート補助金」にも採択されています。
モデル企業の募集
サービスの品質向上のため、実証実験を希望するモデル企業を5社募集しています。参加企業には、ドローンによる点検や結果報告を無償で提供し、運営するSNSやウェブサイトでの情報共有にも協力していただくこととなります。
募集要項
- - 対象地域:新潟県、長野県
- - 応募要件:実証実験による点検を理解し、立地写真や状況資料の提供が可能な企業。
- - スケジュール:2022年12月1日〜2023年3月31日までの募集。
この新たな技術によって、より安全で安心な街づくりが進むことを期待しています。詳しい申し込み方法やサービス内容は、以下のリンクからご確認ください。
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株式会社ハーヴィッドについて
新潟県新潟市に本社を構える株式会社ハーヴィッドは、LEDビジョンやデジタルサイネージを通じて、持続可能な街づくりに貢献しています。テクノロジーを活用して地域を元気にする事業ミッションを掲げ、安全で美しいシティスケープを実現しようとしています。詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください。
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