ルビフルシンポジウム2025が目指す多文化共生
一般財団法人ルビ財団は、2025年7月13日に「ルビフルシンポジウム2025」を東京・上智大学で開催します。このシンポジウムは、多文化共生の重要性を再認識し、教育や企業の取り組みを議論する場です。
シンポジウムの背景
近年、日本では外国人労働者が急増し、2024年の段階で230万人を超える見込みです。このような人口動態の変化に伴い、多文化共生の必然性が高まっています。日本社会ではさまざまな国からの人々が生活し、彼らの文化や言語が社会に豊かさをもたらしています。
しかし、アメリカでは最近、トランプ政権の方針転換によって、多様性の維持に逆行する動きが見られています。これは、企業や学校の取り組みにも影響を及ぼすため、今後の日本社会の対応について真剣な議論が求められます。
このシンポジウムでは、参加者と共に以下のテーマについて深く考察します。
- - 多文化共生の未来
- - 外国ルーツの子どもたちの教育と留学生に関する課題
開催概要
- - 日時:2025年7月13日(日)15:00-17:00(開場14:30)
- - 場所:上智大学四谷キャンパス(6号館205教室)
- - 参加費:無料
- - 申込み: 参加申し込みはこちら
- - イベント詳細: ルビ財団の公式サイト
参加者向けのおすすめ
このシンポジウムは、多文化共生について考える必要のある企業の関係者や教育現場の方々、また、外国ルーツの子どもや留学生に関心を持つ方々に最適な機会です。また、政府や地方公共団体、メディア関係者にも参加を推奨しています。
コンテンツ紹介
基調トークセッション
- - テーマ:「多様性方針の見直しに動くトランプ政権と日本の多文化共生の行方」
スピーカー:松本 大(マネックスグループ会長)、西澤 茂(上智大学教授)
第一部トークセッション
- - テーマ:「外国ルーツの子どもたちの教育における課題と解決策」
スピーカー:藤田保(上智大学センター長)、渡部佳子(NPO法人ABCジャパン教務主任)など
第二部トークセッション
- - テーマ:「留学生など外国からの就業者を取り巻く課題と解決策」
スピーカー:渡部佳子(NPO法人ABCジャパン教務主任)、永持智子(学校法人片柳学園センター長)など
ルビ財団の概要
ルビ財団は、ルビの普及・活用を通じて、国語能力や知的好奇心の向上を目指しています。具体的には、外国人や障害を持つ人々も含め、誰もが暮らしやすい社会の実現を目指して活動しています。
- - 所在地:東京都港区新橋2-5-2
- - 設立:2023年5月24日
- - 代表理事:伊藤 豊
- - URL:ルビ財団公式サイト