グランマ・モーゼス展の新しい日程と魅力
本年、待望の回顧展「グランマ・モーゼス展―素敵な100年人生」が、いよいよ開催されます。しかし、新型コロナウイルスの影響を受け、当初発表された日程に変更が入ることが決定しました。展覧会は、東京を皮切りに全国各地で巡回し、その魅力を伝えます。
変更された開催日程
本展は当初の予定から変更され、以下のようにさまざまな場所で開催が予定されています。新しい日程は、次の通りです。
2021年4月17日~6月27日(予定)
2021年7月10日~9月5日(予定)
2021年9月14日~11月7日(予定)
2021年11月20日~2022年2月27日(予定)
2022年4月1日~5月22日(予定)
詳細は公式ホームページでも追って発表されますのでご注意ください。
グランマ・モーゼスとは?
グランマ・モーゼスとして広く知られるアメリカの国民的画家、アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス(1860-1961年)は、ニューヨーク州東部に生まれ、農家の主婦としての生活を送りました。70代に入ってから、刺繍絵がうまくいかなくなると、持ち前の才能を活かして絵画に挑戦し始めます。
彼女が描くのは、ニュー・イングランドの自然や農村の風景。素朴な筆致で表現される作品は、偶然訪れたコレクターの目に留まり、ニューヨークでの展示によりその名は瞬く間に広まりました。 彼女は多くの人々に感動を与え、アートの世界で成功を収めることになりますが、生活は質素に保ち、101歳で亡くなるまで絵を描き続けました。
展示内容とその意義
「グランマ・モーゼス展」では、モーゼスが生涯を通じて制作した絵画作品や、彼女が愛用した資料を含む約130点が展示されます。この展覧会は、彼女の美術的才能を称賛するだけでなく、「人生100年時代」と称される現代社会において、モーゼスの生き方から得られる教訓を伝えます。
彼女の作品を通して、私たちは日常生活の中での小さな喜びを見つけ、歳を重ねることの素晴らしさを感じ取ることができるでしょう。展覧会で紹介される内容は、人生の後半を豊かに生きるためのヒントとなることでしょう。
是非、あなたもこの素敵な展覧会を訪れて、グランマ・モーゼスの作品に触れ、彼女の心温まる物語を体験してください。