フルブライト70周年
2022-08-30 10:00:03

フルブライト・プログラム70周年記念イベントを振り返る

2022年9月17日、フルブライト・プログラムの70周年を祝うオンラインイベント「Framing Our Future 〜未来を拓く〜」が開催されました。本イベントでは、国際教育交流の価値について各界のエキスパートによる講演やパネルディスカッションが行われ、参加者たちにとって貴重な学びの機会となりました。

フルブライト・プログラムとは


フルブライト・プログラムは、1946年に米国上院議員J. ウィリアム・フルブライトによって提案され、世界中の教育と文化の交流を促進することを目的としています。日本においては、1952年から実施され、これまでに9,600人以上の学生や研究者が米国に派遣され、国際的なネットワークを築いてきました。このプログラムの参加者には、ノーベル賞受賞者を含む多くの優れた人材がいます。

イベントの詳細


今回のイベントには、学術界、医療界、経済界からフルブライターが登壇しました。特に注目されたのは、フルブライト・プログラムの沿革を振り返る講演を行った東京大学名誉教授の藤原帰一さん。同氏は、教育を通じて国際社会とつながることの重要性について述べました。

特別講演


また、国際医療福祉大学教授の赤津晴子氏は、自身のアメリカでの留学経験をもとに、国際的な医療の場での挑戦について熱く語りました。赤津氏は、「心地よい場所から一歩踏み出す勇気が、新しい未来を切り拓く」と強調し、留学の意義を再確認させる内容となりました。

さらに、ウミトロン株式会社の代表取締役、藤原謙氏が最新の水産養殖技術を紹介し、留学がどのように自身のビジネスキャリアに役立ったかを語りました。彼の経験から、留学が提供する新たな視点や機会の重要性が浮き彫りになりました。

パネル・ディスカッション


イベントのクライマックスは、パネルディスカッションでした。このセッションでは、参加者たちが現在の社会状況、特にパンデミックの影響を受けた国際社会の変化について意見を交換しました。藤原帰一氏、赤津晴子氏、藤原謙氏がそれぞれの専門的な視点から留学の価値とその意義について討論しました。

参加者の感想


イベント参加者は、各講演やディスカッションを通じて、国際教育交流の意義や、将来の世代が果たすべき役割について深く考える機会を得たと語りました。フルブライトプログラムが過去70年間にわたり、多くの人々の人生を変えてきたことを実感し、今後の発展への期待を寄せています。

このように、フルブライト・プログラムの70周年記念イベントは、国際教育の未来を語り合い、多くの人々にインスピレーションを与える機会となりました。これからも国境を越えた学びの場が重要であり続けることが期待されます。

会社情報

会社名
日米教育委員会
住所
東京都千代田区永田町2-14-2山王グランドビル207号
電話番号
03-3580-3231

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