新たなシステム開発体験をもたらすAIエージェントの力
エリアマーケティングGISの国内リーダー、技研商事インターナショナル株式会社は、新プロダクト「THE NOVEL」の開発において、AI技術を駆使した革新的な手法を導入しました。この新しいアプローチは、開発の初期段階である要件定義からプロトタイピングへと進化させ、従来の数日間を要するモックアップ作成を数時間に短縮しました。
AIエージェントによる開発プロセスの革新
本プロジェクトのPMである越口渉氏の指導のもと、技術者たちは3種類の生成AIを統合して並行稼働する新体制を構築しました。具体的には、ChatGPT、Codex、Claude Codeをそれぞれ役割分担させ、AIが本番データや計算ロジックを含む動く試作品を生成。これにより、開発チームは「全員で触ってから、要件を固める」という贅沢なプロセスを実現しました。
要件定義の逆転
従来は、要件定義から開発へ進展するという順序が一般的でした。この手法に対抗し、技研商事は工程を逆転させたことで、実際の操作感に基づく議論が可能に。これにより、ステークホルダー間の認識のズレを事前に解消することができました。
高コストの課題をAIが解決
従来のアプローチでは、仕様確定前にダイナミックな試作品を作成するのはコスト面から難しく、ドキュメントを基にした合意が頼りとなっていました。しかし、AIを活用することで、計算ロジックを含むモックを非常に低コストでかつ迅速に生成することを可能にしました。これにより、開発初期段階から実際の操作感に基づいた具体的な議論が行えるようになりました。
受入テスト工程の効率化
さらに、AIエージェントの活用によって受入テスト工程の期間も大幅に短縮されました。Claude CodeとPlaywrightを連携させることにより、この工程は通常2ヶ月を必要とするところを1ヶ月以内に縮小しました。これにより、開発プロジェクトはより迅速に進行することができました。
PMの役割を変革
プロジェクトマネージャーという立場では、AIの導入により「仕様の伝達」といった作業的な負担を削減。同時に、浮いたリソースを顧客価値の検討やエッジケースの判断など、より本質的な作業に集中できる体制に移行しました。これにより、プロダクトの品質も維持され、チームの創造性が一段と高まる結果に繋がりました。
越口 渉のコメント
越口氏は、プロトタイプの開発手法は昔から存在しているが、AIを活用している点が重要だと述べています。「本番データを使った本物に近いモックが実現できることで、真のアジャイル開発が可能となっています」と語り、現在のプロジェクトチームではよりユーザー目線での発言が増え、創造性が高まったと感慨を述べています。
ロケーションインテリジェンスプラットフォーム「THE NOVEL」について
この新たなプラットフォームは、店舗開発や経営企画、営業、マーケティング部門に向けたソリューションを提供します。2026年4月にローンチ予定で、第1弾機能として「売上予測AI」を搭載予定です。詳細については
こちら をご覧ください。
会社情報
技研商事インターナショナル株式会社は、1976年に設立され、愛知県名古屋市と東京都新宿区に本社を構えています。商圏分析やエリアマーケティング用GISなど、多様なソリューションを提供している企業です。公式ウェブサイトは
こちら です。