短編映画『ふたり〜あなたという光〜』がPrime Videoに登場
きょうだい映画製作委員会が制作した短編映画『ふたり〜あなたという光〜』が、2025年7月中旬からPrime Videoで配信されることが決定しました。これまでU-NEXTでのみ視聴可能だった本作が、ついに日本国内最大の動画配信サービスで多くの人々に届けられることになります。
作品概要
この作品は、社会派ヒューマンドラマジャンルに分類され、上映時間は約40分と短編映画ながらも深いメッセージを秘めています。製作年は2021年で、国内外14の映画祭において数々の受賞歴を持ち、特に神戸インディペンデント映画祭でのグランプリを含む多くの栄誉を得ています。また、JAPAN FILM FESTIVAL LOS ANGELS2022では「BEST Short+ AWARD」を受賞するなど、評価されています。
公式サイトはこちら
あらすじ
本作品では、障害や疾患を抱える兄弟姉妹に焦点を当て、家族の一員としての視点から彼らが直面する課題を描いています。特に大人になった「きょうだい」が結婚を機にどのような悩みや葛藤を経験するのか、その姿を通じて、観客が自分自身の人生を見つめ直すきっかけを提供します。主人公の成長を軸に、誰もが自分らしく生きることの大切さを感動的に描く心温まる物語です。
配信情報
『ふたり〜あなたという光〜』は2025年7月中旬よりPrime Videoで配信が開始されます。なお、Amazon及びPrime Video関連の商標はAmazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。配信予定は予告なく変更される可能性がありますので、最新情報に注意が必要です。
作品の社会的意義
本映画は、「きょうだい」と呼ばれる存在に光を当て、彼らの課題や悩みを社会全体に知ってもらうことを目的としています。最近注目されている「ヤングケアラー」と同じく、あまり知られていない「きょうだい」の葛藤を描くことで、認識を深め、理解を促進することが狙いです。
「障がい者本人やその親のみが注目されがちな中、きょうだいの視点を描くことで、誰もが自分らしく生きる社会の実現への一歩を踏み出すきっかけになると期待しています。」と、製作委員会代表の三間瞳は語ります。
監督・プロデューサー紹介
代表の三間瞳は青森県出身で、一橋大学を卒業後、BP&Co.株式会社を率いるプロデューサーです。自身の妹が統合失調症を抱えている背景から、障害の有無にかかわらず誰もが情熱を持って生きる社会を目指しています。この作品はその思いを込めて製作されたものであり、クラウドファンディングでも非常に高い支持を受けました。中編映画としては初めてのプロデュース作品であり、TEDxにも登壇するなど、社会的反響も大きいです。
きょうだい映画製作委員会について
この委員会は「マジョリティとマイノリティの分断をなくす」ことを目指し、マイノリティに焦点を当てた映画製作に取り組んでいます。社会課題に対する理解を深めるため、映像とストーリーを通じて、多くの方に届く作品づくりを推進しています。
【代表】三間瞳
【幹事会社】BP&Co.株式会社(東京都港区)
公式サイト
X