ハコベルの新機能
2025-07-08 11:48:06

ハコベルが配車計画支援に新機能を追加、柔軟な配送を実現

ハコベルが配車計画支援に新機能を追加



ハコベル株式会社は、東京都中央区に本社を置く物流プラットフォーム事業者であり、配車計画支援システム「ハコベル配車計画」に新たに「定期配送・固定ルート組支援機能」を実装しました。これにより、配送現場において納品先ごとに車両やドライバーを固定しつつも、変動する荷量に対応した柔軟なルート計画が可能になります。これが導入されることで、特に多店舗展開企業や量販店向けの配送業務がスムーズに行えるようになります。

開発の背景



多店舗展開企業や量販店向けの配送業務では、同一ドライバーが同じ納品先に繰り返し配送することが求められます。このアプローチにより、現場のドライバーは納品先への理解を深め、問題の発生を減少させることが期待されます。しかし、繁忙期や特売日などに荷量が急増し、ドライバーが突然の欠勤をする場合、固定ルートに依存することで配車の計画が難しくなってしまうこともあります。そこで、ハコベルでは定期配送の安定性と繁忙期の柔軟対応を両立させるために新機能を導入しました。

機能の特徴



これまでは配車計画の最適化において、特にコスト面が重視されており、納品先ごとの固定が無視されることもありました。しかし、新しい機能の導入により、車両・ドライバーの固定を優先しながらもコストの最適化も考えられるようになりました。具体的な機能としては、次のような点が挙げられます:

  • - ランク別ルート制御:納品先とドライバーの組み合わせを「高・中・低」のランクで分類し、通常時は高いランクの組み合わせを優先的に活用することで、ドライバーの習熟度を高めていきます。
  • - 荷量と車両台数の自動対応:荷量や車両台数にギャップが生じた場合、高ランク設定の固定ルートを優先しながらも、中・低ランクの納品先の割り当てを調整します。これにより、需要変動や資源の変化に迅速に対応が可能になります。
  • - 品質確保と関係構築:ドライバーが継続的に同じ納品先を訪れることで、信頼と業務理解が深まり、納品時間の短縮やトラブルの減少が期待されます。

今後の展望



ハコベルは、今後も多店舗展開企業における配車業務の進化を支援していく方針です。具体的には、商品や車両、納品先との関係性を基にした最適化ロジックを強化し、ドライバーアプリや動態管理との連携を推進していく予定です。

ハコベル配車計画とは



ハコベル配車計画は、AIアルゴリズムを活用して輸送モードやチャータールートの最適計算を行い、配車業務の標準化や高速化、コスト削減を実現しています。詳しくは、公式ウェブサイトで確認できます。

ハコベル株式会社について



ハコベル事業は「物流の『次』を発明する」ことをミッションに、印刷業界の株式会社ラクスルの新規事業として2015年にスタートしました。2022年に分社化し、セイノーホールディングスからの出資を受け、さらなる成長を目指しています。2023年から2024年には複数の企業からも資本参加を受けており、今後の成長が期待されています。

ハコベルの運送手配や物流DXサービスについての詳細は、公式サイトでご覧ください。


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会社情報

会社名
ハコベル株式会社
住所
東京都中央区八丁堀2-14-1 住友不動産八重洲通ビル1・3F
電話番号
03-6625-5214

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