イクシーのVRデバイス
2017-07-20 09:00:06
イクシーが遠隔操作を可能にする力触覚デバイスを発表、建設業界に革命をもたらす
株式会社イクシーが新たに発表したVR力触覚デバイスは、遠隔地で作業できるロボット操作システムの開発に着手しました。このシステムの最大の特徴は、作業者がインターネットを介して遠くにいるロボットを操作し、対象物の硬さや柔らかさをリアルタイムで感じ取れるという点です。これにより、ロボットが人間の指示を学び自動で作業を行う能力を兼ね備えたシステムとなることを目指しています。
イクシーは、これまでにも外骨格型の力触覚提示デバイス『EXOS Glove』や、5指を持つハンドユニット『EXOS Hand Unit』、さらにロボットアーム『EXOS Arm Unit』を開発してきました。今回のプロジェクトでは、これらのデバイスを組み合わせ、より高度な応用が可能なシステムを構築します。現段階では、初期プロトタイプが動作しており、その映像が公式サイトで公開されています。
今回の発表は、イクシーにとっても新たな一歩を踏み出す重要な機会です。特に建設業界においては、ロボット技術の導入が進む中で、作業効率の向上や労働力の確保に大いに寄与することが期待されています。このデバイスを使用することで、遠隔地にいる作業者がまるでその場にいるかのように、リアルタイムで物体の状態を把握しながら作業を安全に行うことが可能となります。
また、注目の『EXOS Hand Unit』は、2023年7月20日9時から一般向けの販売が開始され、公式サイトからの注文を受け付けています。
イクシーは引き続き、EXOSを活用したい企業からの問い合わせを受け付けており、新たな技術の開発を進めています。特に、EXOSの進化を加速させるための人材採用にも力を入れています。採用情報など詳細は、公式ウェブサイトを通じて随時更新されています。
これからの技術革新がもたらす労働環境の変化に注目が集まる中、イクシーの取り組みはますます重要な意義を持っています。今後の展開にも期待が寄せられるでしょう。
会社情報
- 会社名
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exiii株式会社
- 住所
- 東京都中央区東日本橋2-14-1DKK東日本橋ビル3F
- 電話番号
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