ぐるなびがNECのTRUE TWINSHOPと連携
株式会社ぐるなびは、2025年4月21日より、NECプラットフォームズが提供する小売業向けPOSシステム「TRUE TWINSHOP」との新たな連携を開始することを発表しました。この連携により、飲食店の現場が直面する人材不足や業務効率化の課題に対処できると期待されています。
新機能の背景と重要性
近年、外食や小売業界では人材不足が深刻な課題となっており、特に複合業態の店舗やテイクアウト専門店では、スムーズな注文や会計システムの導入が求められています。NECプラットフォームズの「TRUE TWINSHOP」は、小規模から大規模まで対応できる一体型のPOSシステムです。アパレルショップや雑貨店、物販と飲食の併設店舗など、さまざまな業種での導入が進んでおり、高い信頼性と柔軟性を提供しています。
すでにぐるなびは、飲食店向けのPOSシステム「FoodFrontia」との連携実績がありますが、今回の「TRUE TWINSHOP」との協業は、物販と飲食を併せ持つ店舗でのモバイルオーダーの需要を受けてのものです。
システムの特長と利点
1. 一元管理の利便性
新しい連携機能により、店舗のオーダーエントリーシステムやPOSシステムに自動で接続し、注文や会計のデータを瞬時に反映できるようになります。これにより、データ入力ミスが減り、業務運営がより効率的になります。
2. シームレスなプロセス改善
「ぐるなびFineOrder」と「TRUE TWINSHOP」が連携することで、注文から調理、会計までの一連の流れが自動化されます。これにより、店舗の業務の効率化が進み、従業員の負担軽減が実現します。
導入によるメリット
来店客への影響
顧客は自身のスマートフォンを使用して、いつでもどこでも注文および会計が行えるようになり、快適なサービス体験が提供されます。その結果、待ち時間が短縮され、スムーズなサービス利用による顧客満足度の向上が見込まれます。
店舗側の利益
この新機能により、注文受付から会計までのプロセスが効率化され、店舗スタッフはより価値のあるサービスに集中できるようになります。また、これによって人件費やシステム運用コストが削減され、注文機会の損失を防ぐ効果も期待されます。さらに、POSシステムが連動することにより、複数店舗の管理が大幅に効率化されます。
今後の展望
ぐるなびは、今後も連携するPOSシステムを拡充させることで、全国の飲食店で「ぐるなびFineOrder」の導入を加速していきます。飲食店が直面している多くの業務効率化のニーズに応えることで、さらなるサービスの向上を図ります。この活動は、ぐるなびの「食でつなぐ。人を満たす。」という企業理念を進める一環として位置づけられています。
今後も「ぐるなびFineOrder」の可能性を拡げ、持続可能な社会を支えるためのインフラへと発展させていくべく、「飲食店DXのベストパートナー」としてさらなるサービスの充実を目指していくとのことです。
*「TWINPOS」は、NECプラットフォームズ株式会社の登録商標です。 *「TRUE TWINSHOP」は、同社の商標です。 *「ぐるなびFineOrder」は、株式会社ぐるなびの登録商標です。