エピソテックとイツワ商事の提携
2021-12-28 09:34:31
AR技術を駆使した新たなコミュニケーション手法、エピソテックとイツワ商事が業務提携
AR技術利用の新たな可能性を探る
エピソテックは、最近技術系商社のイツワ商事と業務提携を発表しました。この提携により、両社は急速に進化するリモートコミュニケーションのニーズに応えるべく、AR(拡張現実)を利用した画期的なサービス「Dive」を提供します。特に近年、コロナ禍において遠隔コミュニケーションの需要が急増しており、企業のメンテナンス、営業、教育分野での活用が期待されます。
提携の背景
エピソテックは、業務を効率化するためにAR技術を駆使した「Dive」を開発しました。このサービスは、現場での作業を支援し、オンライン上でもその場にいるかのような直感的なコミュニケーションを可能にします。一方のイツワ商事は、国内外に広がる販売ネットワークを有し、製造業向けの様々なサービスを提供しています。両社の強みを持ち寄ることで、販売チャネルの拡充と提案力の向上が狙いです。提携契約の締結により、イツワ商事はエピソテックの初の販売店となり、共同での新しいビジネス展開が期待されます。
Diveの特徴と利点
Diveは、AR技術とWebRTCを駆使したリモートコミュニケーションサービスです。利用者はスマホやタブレットにインストールされたアプリを通じて、現場の状況をリアルタイムで共有できます。具体的には、現場の空間をARで可視化し、ユーザーが仮想物体を操作することができるのです。これにより、離れた場所にいるユーザーも同じ環境で会話を行い、効率的な意思疎通を図ることが可能になります。
さらに、現場ユーザーが必要な情報を迅速に引き出し、数回の操作で確認できるため、業務の迅速化にも寄与します。
Diveはビジネスの現場でも利便性を提供するため、既存のハードウェアを利用し、低コストで導入できるサブスクリプションモデルを採用しました。試用プランも用意されているため、企業はまずその手軽さを実感し、ニーズに合った活用方法を見つけることができます。アプリはiOSおよびAndroidストアからダウンロード可能です。
イツワ商事とエピソテックの成長戦略
イツワ商事は、すでに経済成長著しいベトナム市場での販売を強化しており、500社を超える顧客基盤を有します。これを背景に、「気軽に遠隔支援体制を構築し、DXの第一歩を踏み出す」という新たな価値提案としてDiveを展開する予定です。2022年1月末以降には本格的な販売が始まる見込みで、市場での競争力を高めることが期待されます。
エピソテックの成り立ち
エピソテックは2020年に設立された新しい企業で、最先端のAR/MRアプリケーションの開発に特化しています。社長の内藤氏は、「AR技術によってビジネスの現場がどう変わるのか、その可能性をともに探るパートナーとしてイツワ商事を選びました」と話しています。今後も両社の取り組みが、国内外の市場でどのように広がっていくのか注視していきたいと思います。
まとめ
エピソテックとイツワ商事の提携は、AR技術を介して新たなコミュニケーション手法を広め、デジタルトランスフォーメーションを推進する大きな一歩となります。今後の展開に期待が高まります。
会社情報
- 会社名
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エピソテック株式会社
- 住所
- 東京都杉並区本天沼2-40-12
- 電話番号
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