JTBと日本ゴールボール協会が提携
一般社団法人日本ゴールボール協会(以下、JGA)は、株式会社JTBとオフィシャル・トータル・サポーター契約を締結したことを発表しました。この契約により、両者はゴールボールというスポーツのさらなる普及や発展に向けて連携して取り組んでいくことになります。
JTBのスポーツマーケティングへの取り組み
JTBは、「みる」「する」「ささえる」の3つの要素を大切にしながらスポーツの価値を広まるよう努めています。スポーツイベントやアスリートの活躍を通して、人々に感動と思い出を提供するという理念の下、数多くの実績を重ねてきました。特に、プレイヤーや観戦者はもちろんのこと、スポーツ全体を支える側面でも早くから取り組んでおり、その専門性は高く評価されています。
ゴールボールの普及を目指す新たな協力関係
この契約を受けて、JTBのスポーツマーケティング事業部長である加倉井良多氏は、「ゴールボールの魅力を広く発信し、このスポーツの普及と発展に貢献したい」とコメントしています。彼は、ゴールボールに関わる選手や応援する人々に、より豊かな体験を提供する手助けをしていくことを約束しました。JGAの会長、梶本美智子氏も、JTBとの協力関係によって、特に視覚障害を持つ多くの人々が楽しめる「ユニバーサルスポーツ」としての競技の普及に全力を尽くす意志を表明しました。
日本ゴールボール協会の役割
JGAは、日本国内でのゴールボール競技の発展を目指し、障害の有無を超えた交流を促進しています。彼らの活動は、競技者への支援だけでなく、体験会や講演会を通じて広く一般にゴールボールを知ってもらう efforts にも及びます。JGAの設立は1994年と比較的新しく、近年では「オリオンJAPAN」としての日本代表選手の強化や国際大会への派遣など、高いパフォーマンスを求められる活動にも力を注いでいます。
まとめ
JTBと日本ゴールボール協会の提携は、障害者スポーツの進展を大きく後押しすると期待されており、多くの人々がゴールボールを楽しむ機会を広げる基盤になるでしょう。両組織はこれまでの経験を生かし、共通の目標に向かって力を合わせて活動していくことで、障害を持つ多くの人々にスポーツの素晴らしさを届けていくことを目指しています。また、競技自体の魅力を引き上げることによって、未来のアスリートの育成にも寄与することが期待されています。