ソフトウェアCO2算定
2026-03-26 15:35:27

NTTドコモソリューションズ、ソフトウェアCO2排出量算定ルールを策定

NTTドコモソリューションズ、ソフトウェアCO2排出量算定ルールを策定



1. はじめに


NTTドコモソリューションズが、ソフトウェアの脱炭素化に向けて新たな一歩を踏み出しました。同社は、日本環境倶楽部が主催する脱炭素研究会に参加し、ソフトウェア製品のライフサイクル全体を対象としたCO2排出量の算定ルールを検討し、策定しました。このルールは、経済産業省の「カーボンフットプリントガイドライン」に基づいており、ソフトウェアの調達から開発、運用、廃棄に至るまでのCO2排出量を把握する手助けとなります。

2. 背景


ICT業界ではAIの発展と共に環境負荷が増大しています。特に、ソフトウェアによる間接的なエネルギー消費が問題視されています。しかし、これまでの評価方法では、ソフトウェア開発後の運用や廃棄段階の排出量が十分に考慮されておらず、これが新たな課題となっていました。最近では企業のScope3排出量の開示が求められており、ソフトウェア製品に関するCO2排出量の情報開示が重要視されています。

3. 成果


日本環境倶楽部における研究会で、従来の算定ルールの対象をライフサイクル全体に拡大したCradle-to-Grave版の算定ルールが策定されました。この新ルールは、調達、開発、運用、廃棄まで幅広く対応可能です。これにより、ソフトウェアに起因するCO2排出量削減戦略の策定が一層進むことでしょう。

4. 算定ルールのポイント


新たな算定ルールの主なポイントは以下の通りです。

(1) CO2排出量評価範囲の定義


これまでの評価方法は開発段階に偏っていましたが、新ルールでは運用や廃棄も考慮し、CO2排出量の評価を行うことが可能となります。これにより、ソフトウェアライフサイクル全体での評価が実現します。

(2) 見積時の精度向上


ソフトウェア運用時のCO2排出量を正確に見積もるための体系が整備され、算定の精度が大幅に向上しました。これにより、グリーンな製品をより効率的に調達・設計することが可能となります。

(3) 国際的な活用


算定ルールは国内外での運用を前提に策定され、環境の専門家だけでなく、ソフトウェア開発の技術者も参加。実務に即した配慮がなされています。

5. NTTドコモソリューションズの役割


同社は先駆けてCradle-to-Gate版の算定ルールを実践し、ICT機器や通信ネットワークの排出源を洗い出しました。直実装を基にした排出量の算定を行い、得られた知見を活かして更なるルール策定に貢献しています。

6. 今後の展開


今後、NTTドコモソリューションズは算定ルールを実践し、課題の抽出と解決に努めます。また、認定機関による外部検証を行うことで、算定方法の信頼性を高める取り組みも進めます。得られた知見は、他の企業と共有し、広く活用されることを目指します。

7. まとめ


これらの取り組みにより、NTTドコモソリューションズはソフトウェアライフサイクルにおけるCO2排出量削減に寄与し、グリーンソフトウェアの開発を実現していきたいと考えています。持続可能な未来に向けたこの挑戦は、今後も注目されるでしょう。


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会社情報

会社名
NTTドコモソリューションズ株式会社
住所
東京都港区港南1-9-1NTT品川TWINSアネックスビル
電話番号
03-5796-4139

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