日本人初!エベレスト170kmマラソンを完走した橋本健志氏
今回のエベレストトレイルレースは、ネパールのヒマラヤ山脈にて行われ、世界で最も過酷な部類に入る170kmのトレイルマラソンです。主催を務めるADEAVENTURA社が2003年から毎年開催しており、今回で11回目を迎えました。このレースは高度の変化や厳しい気象条件から、走者にとって非常に厳しい環境が用意されています。特に、5kmで1000mの登りや2000mもの急降下があるため、高山病のリスクも伴います。昼は10~20℃、夜間は氷点下10℃という過酷な環境下で、選手たちは寝袋や食料を背負いながら走り抜けます。また、レース開催中にはネパールの村々を通過するため、地元の文化や人々との交流ができる貴重な体験も魅力です。
今回、エベレストトレイルレースに挑戦したのは日本から参加した橋本健志さん(選手番号23)が日本人初となります。他に尾藤朋美さん(選手番号24)が参加し、橋本さんは見事8位、また日本チームとしても4位入賞を果たしました。橋本さんはすでにモロッコのサハラ砂漠での「マラソン・デ・サーブル」に参加経験があり、2021年と2023年にはそれぞれ参加し、2023年には1263人中48位の成績を収めています。
彼はエベレストトレイルレースに向け、万全の準備を進めてきました。特に、標高4000mを越える環境でのトレーニングは、日本国内では難しく、低酸素ルームや毎週アルプスへのトレーニングを重ねることで対応しました。道具もまだ手探りでの試行錯誤があり、さらなる改善の余地があると述べています。彼は「今後も日本人が未踏の過酷な大会に挑戦し、自身の経験を共有していきたい」と意気込んでいます。
主催者であるADEAVENTURA社も「日本からの参加者を長年待っていました。今年の参加者には来年もぜひ参加してほしい」と期待を寄せています。彼らは日本の方々にこのレースの魅力を広めていきたいと考えており、次回はさらに多くの日本人参加者を願っています。
さらに、橋本さんを含む弊社チームは、各種スポーツ大会を運営する団体や協会との持続的な関係を構築し、ITシステムの開発やデジタル化推進に注力しています。2023年5月には、広島県卓球協会の大会受付を効率化するアプリの開発を行いました。スポーツそのものに集中し、より臨場感のある体験が得られる環境を築くために、今後も努力を続けていきます。
会社紹介
株式会社ゼタントは、IT・デジタル化の専門技術者集団で、特にクラウド・セキュリティ技術に強みを持っています。クライアントの組織課題を解決し、業務効率化に向けた取り組みを行い、実行可能なクラウドアプリも開発しています。クライアントのニーズに応じたシステムコンサルティングも行い、お客様が抱える課題を解決に導くために尽力しています。
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