新しい寿司職人の育成スタイル「板前オープンスクール」
日本の寿司文化を未来へと引き継ぐため、初心者にも利用しやすい新しい学びの場「板前オープンスクール」が登場しました。このスクールは、大東企業株式会社が運営し、2022年に設立されてから2年目を迎えます。今後100年を迎える大東企業グループが、和食文化を次世代に伝えるための重要な取り組みです。
オープンスクールの魅力
「板前オープンスクール」では、受講者は一切の受講料を支払う必要がなく、実際の店舗で働きながら学ぶことができるのが特徴です。年齢や性別、国籍を問わず、幅広い層が参加しており、75%の受講生は飲食業界未経験者です。実際の店舗での実践を通じて、短期間で基本的な技術を習得できます。
基本は握りからスタート
従来の寿司店では、握りをマスターするまでに数年かかることが一般的です。しかし、「板前オープンスクール」では、最初から握りを学ぶ新たなカリキュラムを採用しています。熟練した職人の指導の下、最短3ヶ月でカウンターデビューを果たすことができるため、受講生は早期に実践を経験し、大きな成長の第一歩を踏み出せます。
海外での可能性
受講生に対して行ったアンケートでは、「寿司職人になりたい」と同様に多くの人が「海外で働きたい」という希望を持っています。40%以上の受講生が、この海外志向を持つことが分かりました。日本食ブームが広がりつつある今、海外でも寿司職人に対する需要が高まっています。現状、バンコクでの和食店経営も行っている大東企業は、これからも新たな海外出店を計画中。この環境は、受講生にとって大きな魅力です。
オンラインでのエントリー
「板前オープンスクール」の公式サイトが10月31日よりオープンします。このサイトでは、カリキュラム内容や受講者の経験談など、さまざまな情報を提供しています。受講を希望する方は、サイトから直接エントリー可能です。
大東企業株式会社の概要
大東企業株式会社は1927年に創業され、現在は銀座エリアを中心に多くの飲食店を運営しています。企業理念としては「NEXT FOOD CULTURE GLOCALLY」を掲げており、地域のお客様に美味しさと楽しさを提供しつつ、日本の食文化を世界へ広げる役割を果たしています。また、多様な人材を育成し、グローバル市場でも通用するスキルを身につけさせることを目指しています。今後も深い知識と技術を身につけた次世代の寿司職人たちの活躍が期待されます。
公式サイト:
板前オープンスクール
ご要望に応じて、受講に関する詳細情報を随時配信予定です。