COCOLON BASE誕生!
2023-08-24 11:16:23

重症心身障がい児と家族のためのコミュニティスペース「COCOLON BASE」がオープン!

重症心身障がい児とその家族を支えるコミュニティ拠点「COCOLON BASE」誕生



東京都江戸川区に、重症心身障がい児とその家族、そして支援者にとってかけがえのない場所となるコミュニティスペース「COCOLON BASE」が誕生しました。特定非営利活動法人EPOが運営する、重症心身障がい児の通所施設「ここね」の理念を継承し、家族の温かい絆と、地域社会全体の支えを育む拠点として期待されています。

COCOLON BASE:安心と笑顔あふれる空間



約1500万円を投じ、細部まで丁寧に設計されたCOCOLON BASE。その資金の一部は、185名もの支援者から500万円を超える支援を集めたクラウドファンディングによって調達されました。内装は「ここねの森」をテーマに、木材をふんだんに使用。木漏れ日を感じる明るい空間は、まるで森の中にいるかのような安らぎを与え、子どもたちも安心して過ごせるようデザインされています。

アクセスも都営新宿線篠崎駅から徒歩3分と便利で、車椅子やベビーカーでの利用もスムーズです。

COCOLON:オンラインとオフラインが融合した包括的な支援



COCOLONは、オンラインとオフラインの両方で、重症心身障がい児とその家族、支援者をつなぐコミュニティです。

オンラインサロン:いつでもどこでもつながる安心



ウェブサイトでは、チャットや掲示板、動画配信などを通して、いつでも相談や情報交換を行うことができます。育児の悩みや不安、専門的な知識を共有し、孤立感を抱えることなく安心して子育てできるようサポートします。

オフラインイベント:思い出を分かち合う貴重な時間



COCOLON BASEでは、季節ごとのイベントやワークショップなどを開催。ファミリーコンサートやディズニーランドへの外出など、通常では難しい参加も実現し、家族全員が心から楽しめる機会を提供しています。

多くの課題と、未来への希望



重症心身障がい児の子育ては、情報不足や相談できる相手が少ないことなど、多くの課題を抱えています。COCOLONは、そうした課題解決に向けた取り組みとして誕生しました。

厚生労働省の調査によると、医療的ケア児の家族の多くが、年齢相応の楽しみや療育の機会に恵まれないこと、支援サービスへの理解が不足していること、外出の困難さ、社会からの孤立感などを訴えています。COCOLONは、これらの課題を解決し、家族が安心して暮らせる社会の実現に貢献することを目指しています。

支援者の育成:質の高いケアの提供へ



COCOLON BASEでは、支援者向けのセミナーやワークショップも開催。質の高いケアを提供できる人材育成にも力を入れており、福祉の未来を担う人材育成にも貢献していきます。

オープンイベントと内覧会



8月26日にはオープニングイベントが開催され、関係者やメディア関係者などが参加しました。9月5日には一般参加可能な内覧会が行われ、多くの来場者でにぎわいました。内覧会では、COCOLON BASEの見学とワークショップ「子育てのLatent needs」を通して、参加者からの意見を収集しました。

COCOLON BASEの今後の展望



COCOLON BASEは、単なる施設ではなく、重症心身障がい児とその家族にとっての「心の拠り所」となる場所です。これからも、情報提供、交流の場、そして人材育成を通して、より良い社会の実現に貢献していきます。

特定非営利活動法人EPO



2015年設立の特定非営利活動法人EPOは、東京都江戸川区と足立区で重症心身障がい児を対象とした児童発達支援や放課後等デイサービスなどを運営しています。地域に根差した支援活動を通して、障がいのある子どもたちとその家族、地域社会全体を支える活動を展開しています。

会社情報

会社名
特定非営利活動法人EPOここね
住所
東京都江戸川区篠崎町7-21-16アルファグランデ篠崎弐番街2F
電話番号
03-6231-8004

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 江戸川区 EPO COCOLON COCOLON BASE

Wiki3: 東京都 江戸川区 EPO COCOLON COCOLON BASE

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