Web3分野のキャリアマッチングで新たな雇用機会を創出

株式会社コンフィデンス・インターワークスの子会社である株式会社プロタゴニストと、Institution for a Global Society株式会社（IGS）が提携し、Web3領域での雇用創出に向けた新しい取り組みをスタートしました。

この提携により、プロタゴニストが運営するWeb3領域の人材紹介契約と、IGSが提供する「ONGAESHI（オンガエシ）」サービスの新講座「Web3イノベーションラボ」が連携。求職者のキャリアマッチングを加速させることで、Web3分野での雇用を促進することを目的としています。

Web3人材の育成とその重要性

昨今、大手企業がWeb3事業への参入を加速させているものの、先端技術に対応できる人材が不足しているという課題が浮き彫りになっています。プロタゴニストは、自社のメディア「PlusWeb3」を通じて、Web3/AI領域での専門的な人材プールの形成を目指しています。ここでの重要なポイントは、Web3分野における塊としての知識を持つ人材が求められているということです。

一方、IGSは、ブロックチェーン技術を活用した独自のスポンサー制度を運営しており、これにより学びへのアクセスを民主化する「ONGAESHI」プロジェクトがスタートしました。このプロジェクトでは、学びのスポンサーがつくことで、教育にかかるコストを抑えながら、有償講座を無償で受講できることが可能です。

新設された「Web3イノベーションラボ」

2023年10月より登場した「Web3イノベーションラボ」は、Web3のドメイン知識を深めるための約1か月間のリスキリングプログラムです。このプログラムでは、Web3業界未経験の求職者も、必要なスキルや知識を修得し、業界内で活躍できる人材へと成長することが期待されています。具体的には、Smart Contractの理解や実装過程を学ぶことができ、即戦力となる人材を育成するノウハウが詰まっています。

雇用創出への期待

提携後、プロタゴニストはWeb3領域における企業ネットワークを活用し、IGSの「ONGAESHI」を受講した求職者との結びつきを強化します。これにより、双方のリソースを最大限に活かして新たな雇用機会を創出することが目指されます。この連携が成功すれば、今後のWeb3業界における人材の流動性が高まり、より多くの才能が新たな挑戦をする土壌が整うことでしょう。

ONGUESHIプロジェクトの意義

ONGAESHIプロジェクトは、持続可能な教育資金の流動を促進することを目指しています。慶應義塾大学や東京理科大学など、8つの機関が共同でこのプロジェクトに取り組んでおり、学びをサポートするシステムの実現を目指しています。教育が進むにつれて、より多くの求職者が新たなキャリアパスを見つけ、Web3業界に参入できる環境が整備されるでしょう。

まとめ

今回のプロタゴニストとIGSの提携は、Web3領域における雇用創出の新しい可能性を示しています。多くの求職者が新たなスキルを身につけ、即戦力として活躍できるようになることで、日本のWeb3業界全体が発展していくことが期待されます。

興味のある方は、ぜひ「ONGAESHI」の講座に参加してみてはいかがでしょうか。