ニコンの自然林再生ボランティア活動:CSRと生物多様性の連携
2024年6月27日、公益財団法人日本自然保護協会は、企業向け生物多様性セミナーの第1回を開催します。今回のテーマは「CSR×生物多様性」。株式会社ニコンのサステナビリティ戦略部 企業市民活動担当の立木秀成氏をゲストに迎え、同社の赤谷の森における自然林再生ボランティア活動について詳しく解説します。
立木氏は、東日本大震災をきっかけに、ニコンの社会貢献部門へ異動。2012年から12年以上にわたり、同社の社会貢献活動に携わってきました。特に、赤谷プロジェクトでは、日本自然保護協会との連携のもと、2016年から従業員参加型の自然林再生活動を開始。毎年、多くの社員がボランティアとして活動に参加し、自然環境の保全に貢献しています。
本セミナーでは、ニコンのCSR活動の実現に至った経緯や、現場での取り組みにおける課題などを、立木氏自身の経験に基づいて語ります。参加者は、企業が生物多様性保全にどのように取り組んでいるのか、具体的な事例を通して理解を深めることができます。
セミナー概要
日時: 2024年6月27日(木)12:00~13:00
形式: オンライン開催(zoomウェビナー)
対象: 生物多様性保全やネイチャーポジティブにご関心のある企業の方
定員: 200名
参加費: 無料(事前申込必要)
主催: 公益財団法人 日本自然保護協会
プログラム
話題提供: 「企業と生物多様性の関係と本セミナーについて」 日本自然保護協会
話題提供: 「株式会社ニコンによる赤谷の森の自然林再生ボランティア活動」 株式会社ニコン 立木 秀成 氏
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質疑応答、セッション
申し込み方法
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お問い合わせ
[email protected] 日本自然保護協会 企業生物多様性セミナー担当
日本自然保護協会について
公益財団法人 日本自然保護協会は、1951年に設立された、日本で最も歴史のある自然保護団体の一つです。尾瀬、屋久島、小笠原、白神山地など、多くの自然保護活動を通じて、世界自然遺産登録にも貢献してきました。現在も、日本全国で自然環境の保全活動に取り組んでいます。
セミナーへの参加は無料です。 生物多様性保全に関心のある企業担当者の方、ぜひご参加ください。
企業とNGOの連携:持続可能な未来への一歩
ニコンの赤谷の森自然林再生ボランティア活動は、企業とNGOが連携することで、生物多様性保全という社会課題解決に貢献している素晴らしい事例です。
企業にとって、CSR活動はもはや必須となっています。しかし、単なるイメージアップのための活動ではなく、社会に対して真に貢献できる活動を行うことが重要です。ニコンは、従業員参加型のボランティア活動を継続することで、社員の意識向上と企業理念の実践につなげています。
一方、NGOは、専門知識やネットワークを活用し、企業の活動に専門的なサポートを提供することで、より効果的な活動を実現できます。日本自然保護協会は、ニコンの活動を支援することで、生物多様性保全の取り組みを促進しています。
本セミナーは、企業とNGOの連携による生物多様性保全の取り組みを具体的に示す良い機会です。参加することで、企業が生物多様性保全にどのように貢献できるのか、具体的な方法を学ぶことができます。
近年、地球温暖化や環境破壊など、地球規模の課題が深刻化しています。これらの課題解決には、企業、NGO、政府、そして私たち一人ひとりの意識改革と行動が必要です。企業とNGOの連携は、持続可能な社会を実現するための重要な一歩と言えるでしょう。