セイ・テクノロジーズがSSD-assistanceのファイアウォール版を発表
サーバーの運用管理に革命をもたらす「SSD-assistance」が、フォーティネット社の次世代ファイアウォール「FortiGate」にも対応しました。この新機能により、ユーザーは設定仕様書を簡単かつ迅速に生成することが可能になります。
概要
「SSD-assistance」は、サーバーやPCに関する設定仕様書を自動で生成するソリューションです。これまで多くのSIerや運用保守事業者に広く利用されていた本サービスが、ファイアウォール製品の対応を拡張し、設定情報のドキュメント化を行えるようになったのです。リリースは2024年9月17日、既に特別なプレビュー版も公開されています。
ファイアウォール版の特長
「SSD-assistance」ファイアウォール版を使用することで、従来数時間から数日かかっていた設定仕様書の作成時間を大幅に削減できます。Configファイルを読み込ませるだけで、自動的に仕様書が作成され、誰でも見やすく整備された文書が手に入ります。
更に、出力された設定仕様書を活用することで、設定漏れや脆弱性をチェックし、ランサムウェアなど最新の脅威に対する備えを強化することも可能です。
FortiGateに対応した新機能
「SSD-assistance」は、FortiGateのConfigファイルに基づいて多くの情報を出力できます。主な出力内容は次の通りです:
- 管理者設定
- SNMP、HA設定
- インターフェース、DNS
- ファイアウォールポリシー、アドレス設定
- アンチウイルス、Webフィルタ
この多様な情報を一元化して出力できる点が、特に魅力的です。
生産性向上の期待
フォーティネット社は、SSD-assistanceによる生産性向上に期待を寄せています。今後このサービスを用いることで、設定漏れやミスを削減し、運用効率を向上させられるとしています。さらに「FortiGate」を利用しているパートナーや顧客にとって、重要な利点となります。
結論
この新しい「SSD-assistance」ファイアウォール版は、特にIT業界において求められる効率的かつ安全な運用管理を実現するための強力なツールです。セイ・テクノロジーズの技術力が今後のセキュリティ管理に与えるインパクトは、非常に大きいでしょう。