子どもたちの防災活動
2025-10-24 11:41:44
高知県四万十町で開催!子どもたちの防災活動を見逃すな
高知県四万十町で開かれる防災ミュージアムの出張展示
高知県四万十町は、南海トラフ地震の影響で最大31メートルの津波が発生する可能性がある地域です。そのため、地域の小中学校や住民、さらには京都大学防災研究所が一緒に防災活動に力を入れてきました。こうした取り組みが、閉校となった旧興津小学校で「興津ぼうさいミュージアム」として具現化されつつあります。
閉校後の防災活動
興津小・中学校が閉校した後も、地域の子どもたちが培った防災への情熱は消えていません。興津ぼうさいミュージアムは、その集大成とも言える存在で、子どもたちの防災活動の軌跡が展示されています。最大の見どころは、子どもたちが地域を探索し、自ら考えて作成した「防災マップ」です。これらのマップは毎年数回、テーマを変えながら地域の災害リスクや避難経路を細かく調査し、完成させられています。
出張展示の予定
このたび、より多くの方にこの活動を知ってもらい、防災意識を高めるために、四万十町役場本庁舎での出張展示が開催されます。展示期間は令和7年10月27日から11月14日まで。場所は四万十町役場 本庁西庁舎の1階、ふれあいホールです。
展示内容には、防災マップ、作成した防災新聞、津波到達表示板、さらには家具転倒防止対策の情報などが含まれています。
学生たちからのガイド
特に注目すべきは、11月8日(土)に、マップ制作に関わった学生たちが来場することです。彼らがガイドとなり、その制作過程や背後にある思いを説明してくれます。地域に住む子どもたちが自らの手で安全を考え、実現するためにどのような努力をしたのかを、直接聞くことができる貴重な機会です。
地域に対する強い想い
この出張展示を通じて、津波浸水想定区域に住む子どもたちが学び、考えた防災の知恵や工夫をぜひご覧ください。彼らの活動を知ることで、地域を守るという強い想いが伺えることでしょう。地域の防災意識を高めるためのな一歩として、たくさんの方々のご来場をお待ちしています。今後の南海トラフ地震に備えて、みんなで考え、行動することが求められています。関心のある方は、ぜひ足を運んでみてください。
会社情報
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四万十町役場
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