岐阜県高山市に、11年ぶりに地域おこし協力隊員が着任しました。
新たに赴任したのは、埼玉県出身の河野光さん(28歳)。11月1日(金)に高山市役所で行われた委嘱状交付式で、田中明高山市長から委嘱状が手渡されました。
河野さんは、過去に高山市を訪れた際に、特に奥飛騨温泉郷の魅力を感じ、地域おこし協力隊への応募を決意したそうです。映像制作会社やウェブ制作会社での勤務経験や、ボランティア活動の経験を活かし、奥飛騨温泉郷観光協会にて、ホームページやSNS、イベントを通じて奥飛騨温泉郷の魅力を発信していく予定です。
また、移住者との情報交換を通して交流を促進し、地域への定住を支援する活動にも力を入れていくとのことです。
河野さんの任期は最長3年で、1年ごとに更新されます。
高山市では、地域活性化の一環として、地域おこし協力隊の募集を再開しました。河野さんの着任は11年ぶりで、今年度中にはさらに4人の隊員の着任を予定しています。
高山市は、近年、人口減少や高齢化が課題となっています。地域おこし協力隊の活動を通して、地域の魅力を発信し、新たな住民の定住を促すことで、地域活性化を目指しています。
河野さんのような若い力によって、高山市がどのように発展していくのか、今後の活動に期待が高まります。