東京パノラマラインにHogalee氏のデザイントレイン運行!
東京モノレール株式会社が、新しいアートプロジェクト「TOKYO ART&CULTURE」の一環として、アーティストHogalee(ホガリー)氏による特別なデザイントレインを運行することを発表しました。この列車は、来る2025年12月23日から2026年11月30日までの期間限定で運行され、東京の魅力を満喫できる機会を提供します。
デザイントレインの概要
デザイントレインは、東京パノラマラインのモノレール浜松町駅から羽田空港第2ターミナル駅を結ぶ路線上で運行します。使用される車両は10000形(10021編成)で、都内を駆け巡ります。この列車には、Hogalee氏が手がけたアートが施されており、多くの乗客に楽しんでもらえるよう工夫が凝らされています。
アート作品のタイトルは「Chiral(キラル)」で、現代的で都会的な女性をモチーフとしたデザインで構成されています。作品のテーマは「颯爽として元気で都会的。海風を受けて髪がなびく女性」であり、来訪者に「日本に来た」と感じさせる魅力が詰まっています。日常的に利用する方々にとっては、日常から非日常への移行を知覚させる特別な体験になるでしょう。
アートの配置と内容
このデザイントレインでは、車両の側面にも複数のアート作品が展開され、海側と山側の両方で3点ずつ配置されています。また、車内にもアートワークが広がり、1号車から6号車の異なる位置に壁面アートが飾られます。さらに、まど上には日本語と英語による作品説明やアーティスト紹介のポスターも掲出され、国内外のお客様に向けて情報が提供されます。
Hogalee氏について
Hogalee(ホガリー)氏は、1975年に神奈川県で生まれ、東京藝術大学でデザインを専攻しました。日本や世界のアートシーンで先導的な役割を果たす若手現代アーティストとして注目されています。彼の作品は、漫画描写の線画を通じて「女性」をモチーフにし、独自の視点から現代社会を映し出しています。
過去にも多くのアートプロジェクトに参加しており、特にトリックアートなどを用いた演出で高い評価を得ています。今回のデザイントレインも、彼の独創的な発想がふんだんに盛り込まれています。
今後の展開
東京モノレールでは、今後も「TOKYO ART&CULTURE」をテーマにした取り組みを進めていく予定です。羽田空港第3ターミナル駅では、2026年3月から日本の伝統「まつり」をテーマにした装飾を施し、さらに多くの方々に日本文化を体感してもらう機会を創出します。
このように、東京モノレールは、単なる交通手段だけでなく、文化体験の場としても進化を遂げています。羽田空港に着いた瞬間から、旅行者にワクワク感を提供し、車窓からの絶景とともに東京の魅力を感じさせる体験を提供していきます。ぜひこのチャンスをお見逃しなく!