介護のリアルを映す
2025-08-14 15:43:25

親の介護との向き合い方を示す写真展、銀座で開催

親の介護に寄り添う写真展が銀座で開幕



2025年9月3日から9月8日まで、東京都中央区の銀座アポロ昭和館YOHAKUにて、フリーカメラマン松美里瑛子さんが自身の両親を介護した3年間を写した写真展「親の介護3年間の記録」が開催されます。この展示では、122点に及ぶ写真を通じて、介護という現実とそこに宿る絆を静かに伝えています。

松美さんはコロナ禍に実家へ帰り、何の知識も覚悟も持たず、介護に直面しました。その日々を記録した122枚の写真は、視覚的に彼女の心の葛藤や、時折見せる父母の穏やかな瞬間を物語っています。入場は無料で、多くの方々にこの作品を共有できることを願っています。

介護との日々



「100人いれば100通りの介護がある」との言葉が示す通り、介護は一人ひとりの状況により、まったく異なる表情を持つものです。松美さんの作品は、彼女の家族の形を映し出すと同時に、観る人たちも自身の体験を重ね合わせられるような力を持っています。特に、介護を経験した方々にとっては、共感を呼び起こすことでしょう。

彼女が直面した現実は、メンタルの崩壊や自分を見失るようなこともありましたが、それでも父母と向き合い、日々の出来事を乗り越えた記録として、これらの写真は生きた証です。

展示の詳細



展示の初公開は2025年5月に秋田市文化創造館で行なわれ、来場者からの反響は非常に良好でした。この度、再構成された展示は、より多くの人々にメッセージを届ける機会となっています。また、展示期間中には写真と共に制作されたショートムービーも流され、より深い体験が与えられることが予想されます。

この写真展は、ただの記録ではなく、観る者と介護や人生について考えさせられる空間となっていることでしょう。自分自身の介護を通じて感じたこと、学んだことを振り返りつつ、同じ気持ちを持つ人々とその経験を分かち合う場としても機能します。

アクセス情報



  • - 会期: 2025年9月3日~9月8日
  • - 時間: 11:00~19:00 (最終日は17:00まで)
  • - 会場: 銀座アポロ昭和館YOHAKU
〒104-0061 東京都中央区銀座4丁目12-20 地下1階
※エレベーターはありませんので、階段でのアクセスとなります。

  • - 交通アクセス:
- 東京メトロ日比谷線・都営浅草線「東銀座駅」: 3番出口より徒歩1分
- 東京メトロ銀座線・丸ノ内線「銀座駅」: A7出口より徒歩5分
- JR「有楽町駅」: 中央口より徒歩10分

この貴重な機会をお見逃しなく、ぜひお立ち寄りください。介護に対する新たな視点を得られるかもしれません。


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会社情報

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銀座アポロ昭和館YOHAKU
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